バンクーバー市では、パーキングメーターは市が設置し、パーキングメーター収入は、バンクーバー市の歳入となる。
日本では、都道府県の費用でパーキングメーター等が設置され、都道府県警察(含む公安委員会)を通じて都道府県交通安全協会が料金徴収をはじめとしたパーキングメーター等の管理委託を受けている。例外はない。
神奈川県を例に挙げると、2003年中に、1609台分のパーキングメーター等に対し、4億3162万9000円がパーキングメーターの収入として県の会計に繰り入れられている。
これは1台分のスペースに対し、月あたり22、355円、日あたり745円と計算できる。ドライバーが投入する料金が300円だから、1日あたりたったの2.5回しか稼働していないことになる。
民間の駐車場経営者がうらやむ超一等地の駐車スペースとしては、あまりにも稼働率が低すぎる。不正な行いを疑わざるを得ない。