写真の左側は条件つき駐車OKで、右側は駐車禁止だ。このように駐車規制にはメリハリがあって、ドライバーもそれに従っている。
日本の道路は、漫然と両側が駐車禁止とされている。その結果、両側不規則に車両が駐車し、交通はどうにもならなくなりがちだ。(参照→新横浜改造計画)
さて、駐禁厳罰化をもりこんだ改正道交法が施行される直前の2006年1月15日、警察庁は「きめ細かな駐車規制の実施について」と題する通達で、両側一律ではなく、臨機応変な規制の実施を促す内容をもりこんだ。
ウラを返すと、それまで漫然一律に両側駐車禁止があたりまえだったことが示されているといえる。
通達の直後、発表用に片側規制が実施された。(参照→規制緩和のウソ)しかしそれは全体からするときわめてわずかな区間にすぎない。