欧米都市では、一方通行を積極的に取り入れることによって、安全と円滑を実現している。
信号機の数ははるかに少なくすることができるので、コスト面でも大きなメリットがある。
日本では、一方通行の採用に対し、極めて消極的だ。これは道路管理者(国や自治体)と交通管理者(警察)が完全に分断されており、道路管理者が、一方通行を採用するために必要な警察との協議をキラうからだろう。
そして道路管理者(警察)は、信号利権を維持し、非合理的な交通施策により発生する渋滞情報をカネに変え、さらにさまざまなITS事業に拡大することになるわけだ。