横浜を顔となった赤れんが倉庫。
隣接する第二駐車場(96台)を経営するのは、神奈川県公安委員の小椋進氏が代表取締役社長をつとめる横浜みなとみらい二十一(YMM)という株式会社だ。YMMは横浜市の第三セクターで、小椋進氏は横浜市のOBで元助役。
この土地は、1㎡あたり150円という破格の賃料でYMMに貸し与えられ、駐車場の料金収入はYMMのものとなっている。
こうした半官半民の《路外駐車場》の利権構造は、高速道路に酷似している。
ちがうのは、駐車場の運営主体が無数の小さな外郭団体や三セクで、
それらがハエのように国や地方の公有財産にたかっていることだ。