2009年に発生した1件の死亡事故の後、「あらまあ怖いわねぇ」と言いながらも興味津々の大衆の裏窓趣味につけ込み、自転車事故多発を報道する大メディア。
介入余地を見出した警察は、「道路法上の道路」ではない「道路」なのに、生々しく人の死をイメージさせる立て看板で人々を扇情し、警察の存在価値をアピールしている。
一方、規制権を持つ道路管理者は、「(人は右)自転車は左」という誰もが知っているのに、あまり尊重されないルールを路面に大きくペイントした。
この基本的なルール「自転車は左」に対し、公道の規制権を握る警察がするのは、こども交通安全教室での啓発だけだ。