1959年に横浜新道が開通し、国道1号線の保土ヶ谷-戸塚区間は、国道としての役目を終えた。
一方、土建国家は、利権を呼ぶ道路は作っても、利権を生まない既設の道路は放置した。その結果、線路は街を分断したままで、踏切での事故も増加していった。
そして現在、国道1号線のこの区間は、1日8時間もの間、クルマの往来ができなくなっている。
それでも「1番目の国道」の称号を残しているのは、横浜新道を「新道」のままにして、通行料を取り続けるためだろう。
→横浜新道はいつタダになるのか?
2005年10月
横浜市戸塚区
JR戸塚駅に隣接する踏切