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これらのキーワードがハイライトされています:  今井  陳述 

 

 ワープロソフト「一太郎 」で作成し裁判所に提出したものを、そのままコピーし、HP作成ソフト「フロントページ」のページ作成画面にそのまま貼り付けました。

 一太郎とフロントページとでは、改行が異なります。一太郎で普通に改行(enter)キーを押す改行は、フロントページでは、shift+enter でなければならないのです。
 その関係で(言ってることわかります? すんません)、とにかく、現物の書面にはない空行がやたらと入ってます。また、囲み枠が点線か実線か、区別されなくなっています。

 そういうことについて訂正をしてないことも含めて、一切の手を加えていません。誤記などもそのままです。
 最初のほうの「俯瞰図」は、一太郎でのインデントが再現されないようで見にくいことになってますが、それも直してません。

 最後に、野村一也の投稿数について「膨大な数および量の」とありますが、数えたところ475本でした。
 他人のHPのBBSに1年弱で475本!! しかも、(これは計算してませんが印象でいえば)そのほとんどすべては、自己誇大感たっぷりに今井に食いつき貶めるような内容。
 1年弱で475本という驚くべき数が、すべてを物語っているような気がします。やれやれ。

 あと、彼の常軌を逸したつきまといは、それはそれで興味深いものだったわけですが、私は雑誌(コラム連載)では一切書いてません。それは、つきまといはBBS上でのことであり、私が一方的に雑誌に書くのは卑怯と思えたから、ということがひとつあります。
 現在、私のホームページの裁判傍聴のコーナーでも日記でも一切触れてません。裁判が始まった当初は触れてましたが、弁護士とも相談して、ああいう類は相手にしないのが一番だろうと 、やめました。現在はBBSを設けていないので 、相手にせざるを得ないということもありませんし。

 彼のホームページを見ればわかるとおり、以下のような陳述書を、彼は公開裁判だとかなんとか言いながら、どうしても見せないんですね(笑)。
 では、彼がどうしても公開したくないのはどんなことか、お読みください。長いですから、ざっとね。

 

 

 

平成13年(ワ)第15800号 損害賠償請求事件

 

      被告今井陳述書(1)

                                 2002年3月18日

東京地方裁判所民事第18部ろB係 御中

 

                               被告本人 今井亮一 

 

「被告らによる各名誉毀損部分を含む各発言の経緯を示す書類1(甲第39号証の1)」(以下「書類1」という)について、以下のとおり述べます。

 

第1 不可解な「経緯」の示し方

 

 原告野村が「書類1」で、「名誉毀損部分」であるとして示しているのは、次の被告今井投稿から抜き出したものです。なお、「Initial_P」とは、原告野村の投稿者名(ハンドルネーム)の1つです。

提案! 投稿者:今井亮一  投稿日: 9月 7日(木)16時48分24秒

 えーっと、どうしようかなと、悩んでおります。

 事実に反した決めつけを重ね、なんと発言の捏造(これは黒木BBSでのこと)までし、そりゃいったいナンなのよと何度問われても沈黙(捏造については私以外の人にコメントしてたけど)の人(執念のストーカー、かな?)に、いったいどう応じりゃいいのか、ちゅう悩みです。

 途中まではいちいち応じていたんですが、「こりゃどうもマジで妄想が入ってるな?」と感じて始めてから、なんかものすご〜く疲れてしまいました。

 それで、ですね、こうしようかな、と思うのです。

 Initial_Pさんが私のことについてあれこれ言ってるのは、ほぼぜんぶメチャメチャです。もしくは、ワケわかりません。あるいは、それらに類したものです。

 「ほぼ」と曖昧な言い方をしたのは、なかにはメチャメチャとまでは言えない部分(たぶんどっちでもいいような部分)もあるかもしれないけど、いちいち検証してコレとコレは除くなんてやってたら、ものすご〜く時間がかかり、ウヒョちゃん(スピリッツ『交通被告人 前へ!!』の絵描きさん)から、早く原作出せ!と怒られちゃうからです。

 で、「メチャメチャじゃん、いったいどういうことなのよ」という私の問いかけにInitial_Pさんは、

   > > 今井さん ⇒   私   ⇒  今井さん  ⇒ 私

   > > >○○○   >>○○○   >>>○○○   >>>>○○○

   > > ▲▲▲    >▲▲▲    >>▲▲▲   >>>▲▲▲

   > >        □□□    >□□□    >>□□□

   > >                ■■■    >■■■

   > >                       △△△

   > >

   > > こんなやり取りでは犬も食いません。

   > > また断片的な切り返しはくだらないメンツの争いに陥りやすく、それが続く

   > >と陪審員も興味をなくします。

   >

   >って、ナンですかこりゃ。もう……。

   今井氏のご発言に今井氏が求めるようにキッチリとレスしようとすると

   この発言のようになってしまうということです。

 こんなこと言ったりして徹頭徹尾答えず、次のメチャメチャを重ねてくるので、とりあえず、ここがメチャメチャだぞといちいち順番に指摘していくことは、ヤメときます。ムダのようですから。

 しかし、そうすると、

「ええ〜? Initial_Pさんが書いてるコレもメチャメチャなの? ホントか〜?」

 なんて思う人もおいででしょう。

 そしたらですね、お手数かけて誠に申し訳ないんですが、そこをご指摘ください。ちゃんとレスさせてもらいます。

 まあ、Initial_Pさんが「今井は答えてない」と言ってることの多くは、じつは私、答えてるんですけどね。なんか、Initial_Pさんが望む答えじゃないらしいです。

   **************************

 それで、ですね、ここからはInitial_Pさんへ。

 Initial_Pさんの、「関係者各位」というタイトルの書き込みの中に、「本題とはずれた……」というのがあるじゃないですか!!

 つーことは、Initial_Pさんなりの「本題」があるんですね?

 いったいナンなのか、ちょっと興味ありますねえ。

 けど、その前に、せっかくそうやってご自分の発言をリンクさせるんなら、私がすでに述べたシンプルな3つの点について、ご自分の発言をリンクさせてから、説明してもらえませんか。

 いや、べつに強要はしません。説明がないのであれば、「やっぱ妄想の人だったか」という認識のもと、「本題」とやらを(もしInitial_Pさんが書くなら)読ませてもらうだけですから。

 しかし、私の問いかけに答えるには、

>なお今井さんが雑音を排除してくれる(こんなことは論外)なら私は全ての

>質問に答える用意があります。

 というふうに、条件がつくんですか(「こんなことは論外」は意味がよくわからんですが)。

 どうもご主旨がわからんです。

 なぜその条件が必要で、「雑音」とはナニで、「排除」とは具体的にどういうことを言うんですか?

 ……あーっ、もう打ち合わせに出かけなければ。

 ハンドルネームのことについては、ハッキリさせとこうと思ってるんですが、それはまたあとでね。

http://www.enkoku.com/

 その中から、原告野村は、次の部分を抜き出して「名誉毀損部分」であると示しているわけです。

 事実に反した決めつけを重ね、なんと発言の捏造(これは黒木BBSでのこと)までし、そりゃいったいナンなのよと何度問われても沈黙(捏造については私以外の人にコメントしてたけど)の人(執念のストーカー、かな?)に、いったいどう応じりゃいいのか、ちゅう悩みです。

 途中まではいちいち応じていたんですが、「こりゃどうもマジで妄想が入ってるな?」と感じて始めてから、なんかものすご〜く疲れてしまいました。

 それで、ですね、こうしようかな、と思うのです。

 Initial_Pさんが私のことについてあれこれ言ってるのは、ほぼぜんぶメチャメチャです。もしくは、ワケわかりません。あるいは、それらに類したものです。

 原告野村が抜き出した部分も、その部分が含まれた投稿全体も、そこに書かれているとおり、黒木BBSであったこと、および「途中までいちいち応じていた」といえる時期、を踏まえています。被告今井は、それらを踏まえて、その投稿の時点での感想、印象、評価の類を述べ、かつ、原告野村に対しいったいどう応じて良いのか悩んで、提案を述べたわけです。

 ところが、原告野村が「書類1」で「被告が当該名誉毀損部分を含む発言に至った経緯」であるとして示しているのは、旧BBS別館における、たった約34時間半ぶんの投稿にすぎません。

 被告今井がそのような感想、印象、評価の類を述べ、また、いったいどう応じて良いのか悩んで発言するに至るような、どんな「経緯」が黒木BBSであったのか、まったく示されていないのです。

 原告野村が示した、たった約34時間半ぶんの投稿の中で、原告野村は5本もの投稿をしていますが、被告今井は「いちいち応じていた」どころか、

  【提案! 投稿者:今井亮一  投稿日: 9 7日(木)164824秒】

 との投稿以外に被告今井の投稿は見当たらないのです。

原告野村は、いったいなぜ、たった約34時間分ぶんの投稿を示して「経緯」であるとするのか、非常に不可解であると言わざるを得ません。

第2 名誉毀損部分について

 「書類1」において「名誉毀損部分」が含まれているとされる被告今井の投稿について、被告今井がなぜそのようなことを述べるに至ったのか、以下、経緯を簡単に(印象的なことだけ)説明します。原告野村の「書類31」までにおいて「名誉毀損部分」とされている被告今井の発言は、すべて以下の経緯に基づいています。

 ただ、原告野村の投稿は、根拠があるように見えてなかったり、あっちとこっちで言い分が異なっていたりし、また、長い経緯であるため、説明はかなり長文になってしまいます。しかも、複数のBBSが登場し、わかりにくいかと思います。

 そこで、まず、次のように全体を大ざっぱに俯瞰してみます。この俯瞰図における説明の文言は、あまり正確といえないものもあります。敬称は略しています。

       オルタBBS        旧BBS別館          黒木BBS      原告野村ホームページ

1999年2月 野村、今井に対し  「月刊交通違反on the web」開設。 

       熱い支持。

1999年3月  野村、今井に

       教えを乞う。

1999年6月             野村、今井らともめる。

                 野村、問いに答えず

                 「ギャラリーへのアピーを最重要視」と。

                 野村「核兵器を持っている」と。

1999年7月 野村、今井らの訪問を誘う。 野村、ホームページを開設。

今井、野村の誤りを指摘。

                 野村、誤りを認めず今井に問いかけ。

                 今井、返信せず。野村、沈黙。

1999年8月                                       野村、世論を動かせず

                                            戦略を放棄。

 

 

2000年4月                野村、突然、

「今井はシランプリした」と。

            今井、詫びて返信を約束。

  今井、1999年7月の問いかけに返答。

野村、沈黙。

2000年7月                   野村、今井に対し「裁判ゲーム」

   と称して誹謗中傷を開始。

2000年8月   黒木BBS休止。以後再開せず。

野村、登場。

以後、果てしなく

                 誹謗中傷の投稿を続ける。

     今井、再三にわたり「裁判ゲーム」に訴状のないことを指摘。

2001年7月  野村、「今井が訴状を求めるので」と東京地裁へ提訴。

2001年8月             レンタル者の廃業で旧BBS別館終了。 

 

 なお、説明においては、既掲のように、投稿を全文引用する場合は実線で囲い、一部を引用する場合は破線(点線)で囲うこととしました。ホームページの記事など投稿でないものの引用については波線で囲い、本文中で投稿のタイトル等を示す場合は【 】で囲うこととします。 

(1)突然「ゲリラ戦をアオる武器商人」などと言い出す

 2000年7月、当時、被告今井は、「月刊交通違反on the web」にある2つのBBS(うち1つが旧BBS別館。乙8号証)、およびオルタBBS(後述)に度々投稿するとともに、黒木昭雄氏のホームページにあるBBS(黒木BBS)にもときどき投稿していました。

 黒木氏は警視庁に23年間勤務して1999年2月に退職(免職ではない)した元警察官で、当時は警察ジャーナリストとしてテレビや週刊誌などで活動していました。被告今井は、黒木氏とは、退職後間もない頃から面識があり、インタビュー記事を書いたこともありました。

 その黒木BBSに、7月26日午前3時35分、原告野村は、「initial_P」(「Initial_P」ではなく「initial_P」)との投稿者名で、突然、被告今井に向け次のような投稿をしました。

投稿時間:00/07/26(Wed) 03:35

投稿者名:initial_P

Eメール:knm@bg.mbn.or.jp

URL :http://homepage1.nifty.com/voice_of_drivers/

タイトル:裏ガネの構造と月刊交通違反: 個人の信念とポピュリズム

貴方とは2度とお話しする気はありません、と過去に宣言したのですが、

どうにもご発言の一貫性の無さが気になり、書く気になりました。

交通ジャーナリストや交通取締りマニアや時にはカウンセラーと自称しているように、

貴方は、交通違反をした人々に対して法的手続きのノウハウを提供することによって主な

原稿料を稼いできたハズですよね?

納得できなければ(法的に)争え!という貴方の基本姿勢にどうしても納得ができず、私は

何度か貴方の掲示板やここの旧掲示板に書いたことがあります。しかし貴方は私の発言に対し

て理解できないと切り捨てたり、シラを切り通したり、イエーリングに頼った言い訳だけで、

ご自分のお仕事(ある程度の影響力ある媒体での交通切符への対応策)の“効果”に対する

私の疑問に誠意を持って答えてはくれませんでした。つまり貴方にはご自分のお仕事の“効果”

に対する責任の自覚が欠如している(または不当な取締りに対する正論をフォーカスすること

で“チュー逃げ助長効果”をボカしている)としか私には見えず「2度とお話しする気はあり

ません」としました。

貴方にとっての最後の砦はイエーリングのようですが、あれは反政府勢力がゲリラを動かすた

めにしばしば利用されていますよ。私には貴方のライターとしての仕事の多くはドライバーと

現場の警察官とのゲリラ戦をアオる武器商人としての仕事であったと思います。

>悪質な運転をして取り締まりを受け、

>なんとかチャラにしたい、逃げたい、

>という方に役立つものは当サイトにはありません。

>ただし、

>悪質な運転を見直すきっかけは提供できるかも。

と貴方のサイトには書かれていますが、貴方の雑誌のコラムや単行本には、悪質であろう

がなかろうが違反をチャラにする情報がほとんどです。

つまり(悪質も含めた)ドライバーに、取締りの警察官に対する武器を与えておきながら、

>自分が相手の立場におかれたときどれだけ勇気をふるえるのかを考えず

>(あるいはおかれることなどないのを前提に勇ましく?)、現場の(末端

>の)警察官を責めるのは、組織の腐敗を擁護し、現場と国民を不要に敵対さ

>せるだけなんじゃないか……。

とのご発言には、整合性がないんですよ。

┌────────────────────────────────────────

│赤坂署への監査請求や住民訴訟は、ジャーナリストの寺澤有氏にふられて引き受けた、

│とご自分で本に書いておられる通りで、ライター仲間の横のつながりがもたらしたことで、

│ご自分の信念や専門分野からの必要性に基いた行動ではないことは自明の理です。

15年以上にわたって交通取締り現場の警察官に対抗する知識を垂れ流しながら、

>「自浄はムリだ。せめて外部から風を吹かせてくれ」と苦しんでいるだろう警察官たち〜

だなんて、私が現場の警察官ならあまりにも日和見的な貴方の発言にムカ〜ッとするはず。

 一貫性、整合性がなく、日和見で、疑問に対してはシラを切り通す、ゲリラ戦をアオる武器商人……などと、名誉を著しく棄損する言い様を突然、被告今井は並べたてられたわけです。

(2)3カ月ほど前の突然の「食いつき」

「何度か貴方の掲示板やここの旧掲示板に書いたことがあります」

 と、原告野村は上掲の投稿で述べています。過去に、原告野村が何か書いたとき、被告今井は「理解できないと切り捨てたり」「シラを切り通したり」「言い訳」をしたりで、「私の疑問に誠意を持って答えてはくれませんでした」と言うのです。被告今井はまったくひどい人物であるかのようです。

 これは、いったいどういうことを指しているのでしょう。

 じつはその3カ月ほど前、2000年4月16日、原告野村は、当時も黒木BBSにときどき投稿していた被告今井に対し、突然、被告今井の名誉を著しく毀損する投稿をしたことがありました。

[729] Re[727]:今井さんへ 投稿者:野村一也 投稿日:2000/04/16(Sun) 07:33

無視されてお怒りのようですね。私はそんな今井さんに一言あります。

> 今井さんが法的権利という武器をドライバーに与えるのなら、その結果として得られ

>るものの実像を描く必要があるのではないでしょうか?

> 例えば、行政処分における不服申立ての割合が現在○○%でこれが××%になれば行

>政処分制度へのドライバーの不満を指摘することができる、など。

> 私にもあからさまなウソを警官に言われて、怒り心頭に発したこともあります。また

>その問題を白黒ハッキリさせようと努力したこともあります。そのうえで申し上げれば、

>行政処分への不服申立ては、多くの場合が竹やりで戦車部隊に突っ込むようなもので勝

>ち目はないと思います。

> また個人の問題だけを鮮明にしてしまうと、「違反したのはおまえだろ」という世論

>の前で、アングラなイメージを払拭することは困難になるのではないでしょうか?

これは以前、今井さんがご自身の掲示板で私に意見を求めたときの、私の返答の一部です。

今井さんはご自分から私に話を振っておきながら無視し、数ヶ月後に今度は他の掲示板

で私の発言に食いついてきましたね。(そこでも結局シランプリ)

不祥事で弱った警察に正義を振りかざしてご自分をアピールする前に、都合が悪くなって

シラを切ったことには示しをつけてください。それがなければ今井さんも警察官と同じ穴

のムジナ(正義を語って私腹を肥やす)です。

自己弁護は簡潔に願います(ここは黒木さんの掲示板です)。長くなるようなら、今度は

私の掲示板でお願いします。

http://plaza19.mbn.or.jp/~voice_of_drivers/

 この投稿中で、原告野村が、「以前」のものであるとして引用符合「>」をつけて示している投稿部分は、同年4月初旬のものでも3月のものでもありません。黒木BBSにおけるものでもありません。

 それは、1999年7月の、旧BBS別館におけるものなのです。

 では、「数ヶ月後に今度は他の掲示板で私の発言に食いついてきましたね。(そこでも結局シランプリ)」とは何を言うのか、それは、まったく不明です。被告今井にはそれらしい記憶がまったくなく、原告野村が「これだ」と示すこともありませんでした。

 つまり、2000年4月16日午前7時33分、原告野村は、9カ月以上前の旧BBS別館でのこと、および根拠不明の不可解なことを黒木BBSで突然持ち出し、被告今井について、

   シランプリ

   都合が悪くなってシラを切った

   不祥事で弱った警察に正義を振りかざしてご自分をアピール

   警察官と同じ穴のムジナ(正義を語って私腹を肥やす)

 などの文言を並べ立てて誹謗中傷したわけです。それも、返答は簡潔に、ではなく、「自己弁護は簡潔に願います」として。

(3)9カ月前にあったこと

 9カ月前の1999年7月に、旧BBS別館でいったい何があったのか、当時の旧BBS別館の投稿を乙3号証で示し、以下説明します。

 乙3号証には一部抜けがあります。そのため、旧BBS別館への原告野村の最初の投稿(1999年5月中と思われる)が何であるかは不明です。しかし、1999年6月には、原告野村は旧BBS別館に、「野村一也」とのハンドルネームで度々投稿していることがわかります。

1、「交通行政監察官室」の開設と訪問の誘い

 1999年6月に旧BBS別館に度々投稿していた原告野村は、同年7月1日、「交通行政監察官室」というホームページを開設しました。技術的に、また文字の量的に、かなり手の込んだホームページであったといえます。

 その7月1日、原告野村は旧BBS上で、自身のホームページのアドレスを示し、「よかったら覗いてみてください」と訪問を誘いました。その投稿は次のとおりです。

DATE: 0701()094036

TITLE: 皆さんへ

NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp

ここに来るのは少し迷ったのですが、約束したことなので書き込みすることにしました。

前回、ここの掲示板では文字数の制限などでお伝えできなかったことも、表現できたと

思います。おそらく分かりにくい表現はまだたくさんあると思いますが・・・

よかったら覗いてみてください。

HOMEPAGE: http://plaza19.mbn.or.jp/~voice_of_drivers/

 これに対し被告今井は、

  【DATE: 07月02日(金)15時18分39秒 TITLE: ホームページ見たよ

   NAME: 今井亮一 MAIL: r-chang@fb3.so-net.ne.jp】

 との投稿で、「野村さん、ホームページを見せてもらった。なんか、ずいぶんカッコイイつくりになってるじゃない。こういうことをコツコツやってたのね」と述べました。他にも感想を投稿する者がいました。

 原告野村は、次の投稿により、再度訪問を誘いました。

DATE: 0704()004416

TITLE: 『交通行政監察官室』より

NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp

今井さんに大谷さん見ていただいてどうもありがとうございます。

表示の安定性についていくつかのご指摘もあり、大幅な構成の変更をしました。

前回アクセスできなかったり、時間がかかり過ぎて途中でキャンセルされた方もストレスなく

アクセスできるようになったと思いますので、よければ押してみてください。

HOMEPAGE: http://plaza19.mbn.or.jp/~voice_of_drivers/

2、原告野村ホームページの誤りを指摘

 当時、原告野村のホームページ「交通行政監察官室」には、「理念」という記事の「問題の背景を明らかにする方法」の中に、「問題解決の方法」として次のように書かれていました。

 例えば警視庁は一時停止規制の厳密な取締りに力を入れているが、北海道では一時停止規制の取締りは全く行

れていない。このように各都道府県警察の裁量で実施されているのか、それとも全国的な傾向なのかを知ること

よって陳情の仕方も変えていくべきだろう。

 「陳情の仕方」についての見解はともかく、一時不停止の取り締まりについての原告野村の記述は、誤っています。

 以下は、一時不停止の取り締まり件数と構成率についての、『交通事故統計年報 平成10年版』(財団法人交通事故総合分析センター)からの抜粋です。

           件数  構成率

    札幌方面  4724件  2.91

    函館方面   845件  3.18

    旭川方面  2927件  7.76

    釧路方面  3079件  7.37

    北見方面   823件  4.04

警視庁         4.38

    全国平均        9.28

 北海道と比べて警視庁が「一時停止規制の厳密な取締りに力を入れている」といえる情況にはありません。

 対して、駐停車違反の取り締まりの構成率は、警視庁は48.87%であり、これは全国トップです。

 原告野村がいう「厳密な取締り」の意味は不明であるものの、警視庁が「力を入れている」といえる取り締まりは、駐停車違反なのです。そして、北海道における一時不停止の取り締まり件数を「全く行われていない」とするのは、上記統計がまったく信頼できないという事実がない限り、誤っています。

 被告今井は、そのことについて黙っていることもできました。

 しかし、被告今井は、交通違反・取り締まりを専門とする物書きです。その被告今井らの訪問を2度にわたって誘った者に対し、交通違反・取り締まりのことに関して明白な誤りが容易に発見されるにもかかわらず、何らアドバイスせず放置するのも酷いのではないか、不誠実ではないか、と被告今井は思い、また、誰にも誤りや思い込みはあるのだから、件数の誤りなど早く訂正し、「誤りが発見されれば直ちに訂正するホームページ」との評価を得るほうが良かろうとも思い、

   【DATE: 07月05日(月)13時25分46秒 TITLE: RE:珍 

    NAME: 今井亮一 MAIL: r-chang@fb3.so-net.ne.jp】

 との投稿で、他の投稿者に返事したあと、原告野村に対し、次のように指摘しました。

 野村さん。北海道でも一時不停止の取り締まりは、やってるよ。1997年は、札幌方面が

7283件(他の違反とくらべての構成率は4.33%)、函館方面は999件(構成率3.45

%)、釧路方面は3680件(構成率9.08%)てな具合だと、『交通事故統計年報』の97年

版(財団法人交通事故総合分析センター)に出てる。この構成率は、他の都府県にくらべてわり

と少ないといえる。

 ちなみに速度違反の取り締まりについて北見方面の構成率は65.33%となっていて、全国

トップだ!

ノくらべて速度違反の

取り締まりの割合が高いんだね。

 当サイトの間違いも、どんどん指摘してほしい。お互いに高めあっていこう。

 ご覧のとおり、文字化けのため、一部意味が取れなくなっています。

 同じ投稿を原告野村が示した甲10号証には、被告今井が用いていない赤い文字や、被告今井が書いていない文章(「※」印で始まる青い文字の1行)などがあります。が、「ちなみに速度違反の……」から「……取り締まりの割合が高いんだね」については、改ざん・加工等はないようなので、その部分を甲10号証からそのまま以下に引用します。

 ちなみに速度違反の取り締まりについて北見方面の構成率は65.33%となっていて、全国 トップだ。2位は

旭川方面、3位は函館方面。やっぱ北海道は、他の違反にくらべて速度違反の 取り締まりの割合が高いんだね。

3、誤りを認められない

 ところが、これに対し原告野村は、同6日、

   【DATE: 07月06日(火)01時51分15秒 TITLE: 今井さんへ 

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jpへ】

 との投稿をし、その中で次のように述べるのでした。

ご指摘ありがとうございます。

 簡潔に申し上げると今井さんの参照された『交通事故統計年報』(財団法人交通事故総合分析

センター)は警察が事故原因ををどのように分析したか、または警察が加害者と特定した人に

どのような行政処分を課したか、の統計であって事故とは無関係の取締りの数値ではないので

はないでしょうか?

 私はその資料を持っておりませんので、もし私の推測違いであればお詫びいたします。

 なお私は北海道には丸7年間住み、およそ10万キロ車を走らせましたが北海道で指定場所一時停止違反、交差点での指

通行区分違反、車載式レーダー取締り以外の午後6時以降の速度超過取締り

を一度も見たことも、それらによって取締りを受けたという話しも聞いたことがありません。

 車載式レーダー取締り以外の午後6時以降の速度超過取締りと強調した理由は、北海道では

天気のよい日にしか車の外に出る取締りをしていないことが、視界や路面状況の悪化等によって

変動する安全に関わる要素を無視していることをあまりにも露骨に示しているからです。

 同様に冬期間の車載式レーダー以外の速度超過取締りも全く行われません。

k海道は積雪路面での運転に自身のあるドライバーの暴走天国となります。

 なお事故統計上、冬期間が明らかに重大事故が少ないことを示す資料はありません。

 「北海道には丸7年間住み、およそ10万キロ車を走らせ」、その間、一時不停止の取り締まりを「一度も見たことも、それらによって取締りを受けたという話しも聞いたことが」ないことが、広い北海道において一時不停止の取り締まりが「全く行われていない」と断ずる理由になるでしょうか。一時不停止の取り締まりが「全く行われていない」か、それとも現実に万を超える件数が行なわれているかどうかが、「事故」と「関係」する「推測」で変わるとは、いったいどういうことなのでしょう。

 なんとも不可解なものを、被告今井は感じました。

4、問いかけ

 上掲の原告野村投稿には、「以下お言葉に甘えて書きました」として、続きがありました。

 乙3号証では、やはり文字化けがあり、意味が取れなくなっています。そこで、その部分について、原告野村の甲10号証からの引用を以下に示します。なお、「※」印の1行は、原告野村があとで書き加えたものです。

私はこの掲示板を見ていくつかのことを学びました。その全てを私のHPに反映させたつもりです。 最も重視したのは「あまり露骨に警察の悪口」を書かないことでした。

※今井氏が反面教師であったことも単に“学びました”とヘリ下って表現した

 幾度となく修正を加えたつもりであっても、表現が厳しすぎるとの指摘もあります。もちろん それは私の方法論

であって他人に強制する性質のものではありません。

 しかし今井さんが法的権利という武器をドライバーに与えるのなら、その結果として 得られるものの実像を描く

必要があるのではないでしょうか?  例えば、行政処分における不服申立ての割合が現在○○%でこれが××%に

なれば行 政処分制度へのドライバーの不満を指摘することができる、など。

 私にもあからさまなウソを警官に言われて、怒り心頭に発したこともあります。また その問題を白黒ハッキリさ

せようと努力したこともあります。そのうえで申し上げれば、 行政処分への不服申立ては、多くの場合が竹やりで

戦車部隊に突っ込むようなものでは ないかと思います。

 また個人の問題だけを鮮明にしてしまうと、「違反したのはおまえだろ」という世論 の前で、アングラなイメージを払拭することは困難になるのではないでしょうか?

http://plaza19.mbn.or.jp/~voice_of_drivers/

 そのまま読むと、露骨に警察の悪口を書きがちな原告野村が、旧BBS別館で学んで、あまり露骨には悪口を書かないよう努めることにしたのかな……と思えます。しかし、原告野村が後付した「※」印の部分によると、そうではないようです。被告今井としては、首をひねるばかりです。

 ともあれ、上掲の続きの部分で、原告野村は、被告今井に対し、いくつかの問いかけをしています。

 被告今井は、BBSにおいてさまざま投稿者とやり取りしており、問いかけには、忘れない限り必ず答えていたつもりです。しかし、原告野村のその【今井さんへ】とのタイトルの投稿に対しては、取り締まり件数の誤りに関する部分についても、問いかけの部分についても、返信の投稿をしませんでした。なぜでしょう。

5、「ギャラリーへのアピールを最重要視」

 じつは、その1カ月ほど前の1999年6月、旧BBS別館において原告野村は、被告今井および他の投稿者たちともめる形になっていました(乙3号証)。

 そのもめ事は、要するに、原告野村がある投稿者の投稿について、性別(「男」かどうか)によって結論が異なるような言い方をしたこと、また別のある投稿者についてオフ会(ホームページやBBSのことについて実際に会う集まり。TINの月例ミーティングでもある)に参加したことがあるかどうかを、結論に関わる大事な要素であるように言ったこと、について、そのように言われた者および他の投稿者が、性別やオフ会参加のことは関係ないと言い、かつ、原告野村に対しいくつもの質問をし、しかし原告野村は質問には頑として答えず、あくまで性別とオフ会参加の有無にこだわり続ける、というふうなものでした。

 そのやり取りの中で、原告野村は、

   【DATE: 06月03日(木)09時41分03秒 TITLE: お答えします

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp】

 との投稿をし、「お答え」はせず、かわりにこう述べるのでした。

なぜ質問に答えないの?という問いに対して

掲示板は舞台、掲示板での論争はギャラリーを常に意識するというのが

私の考え。プライドのための論争や知識比べをするつもりはない。

自分の主張が全て相手や傍観者に伝わることはなく、一番言いたいこと

にインパクトを持たせたり、ややこしい考えは引っ込めたりする。

 この投稿に対し、反論・批判等の投稿が寄せられると、原告野村は翌4日、

   【DATE: 06月04日(金)14時34分17秒 TITLE: 保身と革新

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp】

 との投稿をし、「いいぞ、食い付いてきたね」と応じたうえで、こうも述べるのでした。

私はギャラリーに対してのアピールを最重要視している。当事

者のどちらが正しいのかを当事者同士で判断するつもりはない。

 BBSは公開されており、誰でも、読むことも投稿することもできます。原告野村は、他の投稿者とBBS上でやり取りしながら、投稿者の反論や問いには応じず、姿の見えない「ギャラリー」への「アピールを最重要視」している、というわけです。原告野村のこの投稿姿勢には、被告今井は呆れ果てました。

 また、原告野村は、多くの投稿者から問いつめられる形になるや、

   【DATE: 06月04日(金)14時34分17秒 TITLE: 保身と革新 

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp】

 との投稿では、自らを「道場破りの異分子」と位置づけ、他の投稿者たちおよび旧BBS別館を、

   【DATE: 06月01日(火)19時31分33秒 TITLE: 集中治療室より―LIVE― 

    NAME: NPA中央放送 MAIL: 】

 との投稿では「今井一家」と、

   【DATE: 06月04日(金)14時34分17秒 TITLE: 保身と革新 

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp】

 との投稿では「今井道場」と、

   【DATE: 06月06日(日)22時26分35秒 TITLE: 今井さんへ 

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp】

 との投稿では「クラブ今井」と決めつけることまでしました。

 なお、「今井一家」なる言葉を持ちだした【集中治療室より-LIVE-】の投稿者名は「NPA中央放送」となっており、メールアドレスが無記入になっていますが、それが原告野村によるハンドルネーム(投稿者名)の使い分けであることは、

   【DATE: 06月03日(木)09時41分03秒 TITLE: お答えします 

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp】

 との投稿で原告野村自身が認めています。

 反論、質問等を受けても、「ギャラリーに対してのアピールを最重要視」といったことを持ち出して答えず、自らに同意しない投稿者を「今井一家」などと決めつける……そうこうするうち同年6月6日、原告野村は、

   【DATE: 06月06日(日)22時28分12秒 TITLE: いくつかの回答 

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp】

 との投稿中で、次のようなことを言い出すのでした。

ここでの論争の勃発時、私は『核兵器』を持っていると脅して論争を避けよ

うとしたところにミスがあったと思っている。さらに『核兵器』を持っていると

暗に示しているつもりが、実際には読むひとに伝えられなかったのだろう。

私が持っているのが『核兵器』なのかどうかはいずれ公にするので判断し

て欲しい。もちろん人を殺傷するためのモノではない。

 この「核兵器」が、同年7月1日に原告野村が解説した「交通行政監察官室」というホームページであったと思われます。他にそれらしいものはありません。

 ともあれ、この6月6日の時点では、被告今井は、

「原告野村は、『核兵器』を持っていると『暗に示』せば、それは『脅し』になり、『論争』(反論・質問等への返答)を避けられる、そう思っているようだ。『ギャラリーに対してのアピールを最重要視』のことなどとあわせると、原告野村は、持っている意見をそのとおり述べ、他人の意見を聞く、そのように議論する、ということとは別次元の考え方をしているようだ。それは、意見を伝えようとするのではなく、とにかく自分が望む反応を相手に引き起こさせようとする、脅してでも、ということであるらしい。世の中には、こういう人もいるのか」

 との感想を持ちました。

6、1999年7月の問いかけに返信しなかった

 前述の、1999年7月の原告野村の問いかけに、被告今井は返信の投稿をしませんでした。

 当時、被告今井は、「月刊交通違反on the web」の2つのBBSとオルタBBSに度々投稿しており、被告今井にとって原告野村は、それらのうち旧BBS別館におけるさまざまな投稿者の1人にすぎませんでした。そのような中、取り締まり件数の誤りを認めず不可解なことを述べ、1カ月ほど前には上記のような感想を与えることを述べていた原告野村に対し、いったいどう応じれば良いのか、首をひねりつつ返信を後回しにしているうち、忘れた、ということではないかと思われます。

 また、乙3号証にあるとおり、7月7日には「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」などの語を連続させた、ショッキングないわゆる「アラシ」の投稿が連続して為されています。そのような「アラシ」は、同年2月中頃にBBSを開設してから、たしか初めてであり、そちらへ気を取られたこともあって原告野村への返信は忘れたのではないか、とも思われます。

 いずれにしても、1999年7月6日午前1時51分15秒の原告野村のその投稿(問いかけ)に対し、被告今井は返信しませんでした。

 すると、原告野村は、投稿あるいは電子メールにより返信の催促をすることなく、また、被告今井が返信しないことについて何か投稿することもなく、そのまま沈黙してしまいました。

7、「核兵器」の不発と沈黙

 その後、いつ頃であったかはすでに失念しましたが、被告今井は、原告野村のホームページに、「戦略の放棄 2000/8/28」として次のように述べられているのを見ました。

■結論

前記『戦略』はすべて放棄します

ETCの前に全国プール性と延長計画の再検討を促すとしていた目標は単に全国プール性と延長計画の再検

を促すに変更

このホームページは可能な限り継続する

■理由

 ほとんどのドライバーにとって、社会問題よりは新らしく発売された車がカッコいいか悪いかや、DVD

ビゲーションが高いか安いかが問題であり、みんなが同じように負担させられる税金や警察に払うカネ

通行料金にはなかなか興味を示しません。

 インターネットに覗いてみると、新車情報、カー用品、カーレースなどのホームページは無数にあり

ホームページとしての洗練度は、ここも含めた車社会の問題点を追求しようとするものと比較すると数

上手です。

 また車社会の問題点を扱ったホームページへの訪問者は同じようなところを巡回していて、バイを増

すことは容易ではないように感じました。

 車社会の問題点に興味のない人々の興味をひくために、警察、都道府県庁、政党、地域オンブズマン

走り屋サークル、アングラサイトなどにもアプローチをしてみましたが、あまり効果はなかったようで

た。

 私の力不足や、わずか2ヶ月で答えを出そうとする甘さに、ご指摘を受けるでしょうが、私なりに短

間で成果を出すためにできる限りの努力をしてきたつもりです。

 インターネットという国民の14%程度しか見ていない媒体を使って、短期間で世論を高められると信

てきたことの愚かさと、力不足を痛感したことによる挫折感でクタクタです。

 長崎県の諫早湾干潟事業も長良川河口堰も、反対世論があれだけ起こりながらも国の事業は止められ

せんでした。

 ITSのうち建設省が主体となるETC(自動料金収受システム)は公共投資枠の拡大からなのか、導入時

を2000年度と早めています。VICSやICチップ入りナンバープレートによる、多額の費用を使っての国民

視についても、一矢報いる遥か手前の段階(問題を問題と思っていない人々にまず興味を持ってもらう

で、その壁の高さに辟易しています。

 このホームページを開設した7月1日は衆議院を盗聴法が通過した直後でした。。一部の文化人や政治

もデモンストレーションを実施し世論を高めようとしました。マスコミもこの法案に強い懸念を示しま

たが、多くの大衆は興味を示しませんでした。

 著名人や大マスコミができないことに、一個人が期限付きの目標や戦略を立てることはできません。

 この4ヶ月間はとても疲れました

 ホームページを開設してから2カ月足らずの時期であるから、「4ヶ月間」とは、開設準備に約2カ月間あったことを意味するのでしょう。

 ホームページの内容がどうであるかはともかく、もちろん、努力をするのは悪いことではないと思います。

 しかし、2カ月で準備したホームページを設置して、たちまち(遅くとも2カ月足らずで)「車社会の問題点に興味のない人々の興味」を引きつけ、手応えのあるほど交通行政ないし世論を変えられるなど、被告今井にはまったく考えつかないことです。原告野村のこの「戦略の放棄」に、被告今井は、

「そういえば、前に『核兵器』を持っていると言い、いずれ公にすると言って、間もなくあのホームページを解説した。あれがその『核兵器』だったようだ。そうとう自己誇大感の強い人なのだろうか」

 と、あっけにとられました。

 その後も、原告野村が旧BBS別館へ(少なくとも「野村一也」とのハンドルネームでは)投稿することはありませんでした。原告野村は、1999年7月6日以降、旧BBS別館においては沈黙してしまったのです。被告今井のほうでは、「変わった人がいたな」というくらいで、原告野村のことは忘れ去っていました。

その原告野村が、9カ月以上を経た2000年4月16日、黒木BBSにおいて突然、9カ月以上前のことを持ち出し、被告今井について、

   シランプリ

   都合が悪くなってシラを切った

   不祥事で弱った警察に正義を振りかざしてご自分をアピール

   警察官と同じ穴のムジナ(正義を語って私腹を肥やす)

 などと、著しく名誉を毀損することを言い出したわけです。

 原告野村の投稿中の言葉を借りるなら、突然「食いついて」きたとしか、被告今井にはとらえようがありませんでした。

8、被告今井の詫びと返答

 2000年4月18日、被告今井は、黒木BBSで、原告野村に対し次のように返信の投稿をしました。

[742] Re[729][727]:今井さんへ 投稿者:今井亮一 投稿日:2000/04/18(Tue) 03:39

 「公開質問状」を無視されて「お怒り」のように見えました?

 ま、800円をパクられるとは、ちょっと意外でしたけどね。切手は現金に準ずるモノですから、図書券みた

いに(笑)。

 んで、私はですね、公開のBBSにおいて、私の返答を求める書き込みに対して「無視」とか「シランプリ」

とか「都合が悪くなってシラを切った」とかいうことは、幸いなことに一度もないはずなんですけど。

 たぶん「今井はバカじゃねえか。いちいちレスしてないで仕事しろよ」と思われてるんじゃないかと、心配な

くらいなんです(笑)。

 まあ、あんまりくだらない誹謗・中傷の類については、無視というか、ほっとく、ということはありますけど

も、野村さんが引用した発言のようなものに対しては、かならずレスしてるはずなんです。

 でも、見落としがなかったか、と問われれば、自信ありません。

 「ご自身の掲示板」とは、下記サイトのBBS別館をいうんでしょうか。そのご発言は、うっすらと記憶にあ

り、レスしたような気がするんですが、したつもりでしなかったんでしょうか。だとすれば、非常に申し訳なか

ったです。

 じゃあ、そのBBS別館のほうでレスしときますね。

 野村さんの掲示板で、とのことですが、当方のBBS別館でのことでしたら、そっちでレスするのがスジです

ので、そっちにしときます。

 明日(じゃなくて今日)午前10時半から東京地裁611号法廷でNシステム訴訟がありますんで、今夜(じ

ゃなくて今朝)はもう寝ますけど。

http://www.geocities.co.jp/MotorCity/1103/

 原告野村は、前掲の、

   【[729] Re[727]:今井さんへ 投稿者:野村一也 投稿日:2000/04/16(Sun) 07:33】

 との投稿で、9カ月以上前の旧BBS別館での問いかけについて、黒木BBSで返答の催促をし、その返答を黒木BBSで、長くなるなら原告野村のホームページのBBSでせよ、と述べていました。

 これに対し、被告今井は、9カ月以上前のこととはいえ、返答の投稿を当時していなかったなら「非常に申し訳なかったです」と詫び、問いかけがあったもとのBBS(すなわち旧BBS別館)で「レスするのがスジ」、としたわけです。

 そして、被告今井は、さっそくその日の夕方、旧BBS別館にて、原告野村が「求めた」という「意見」を投稿しました。

野村一也さんへ 投稿者:今井亮一  投稿日:0418()170552

 黒木昭雄さんのホームページ(下記URL)のBBSで、野村一也さんから、おそらくはこの

BBSで今井は野村さんの発言(下記引用部分)を「無視」した、「シランプリ」した、「都合

が悪くなってシラを切った」とのご指摘がありました。

 黒木さんのBBSで述べたように、ここでレスします。

> 今井さんが法的権利という武器をドライバーに与えるのなら、その結果として得られ

>るものの実像を描く必要があるのではないでしょうか?

> 例えば、行政処分における不服申立ての割合が現在○○%でこれが××%になれば行

>政処分制度へのドライバーの不満を指摘することができる、など。

> 私にもあからさまなウソを警官に言われて、怒り心頭に発したこともあります。また

>その問題を白黒ハッキリさせようと努力したこともあります。そのうえで申し上げれば、

>行政処分への不服申立ては、多くの場合が竹やりで戦車部隊に突っ込むようなもので勝

>ち目はないと思います。

> また個人の問題だけを鮮明にしてしまうと、「違反したのはおまえだろ」という世論

>の前で、アングラなイメージを払拭することは困難になるのではないでしょうか?

 私がドライバーの方に「与え」ているのは、「法的権利という武器」などというややこしいも

のではありません。

 そもそも「権利」とかナンとかいうものは、他人が与える(他人から与えられる)ものではな

いでしょ。

 私が「与え」ているものがあるとすれば、それは、情報と、今井の私見です。

 その結果としてナニを得られるかは、情報を得た人、今井の私見を聞いた人、によってさまざ

までしょう。

「取り締まりを受けたショックと、警察への反感とがごっちゃになって、スジのとおらないこと

言ってたかもしんねえな、オレは」

 となる方もおいでかもしれません。

 どう受け止めるにせよ、日々の安全運転を見直すことになっていただければ幸いだと思ってま

す。

 あと、なんでも損得で勘定したがり、「カネですめば。簡単にすめば」とか「長いものには巻

かれろ」とかいう風潮のなかで、自らの考え、判断、意思によって、人間(および国民)として

スジをとおす、という体験(昨今では得難い、しかし大事な体験)をナマでできること、その感

慨を「結果として得」てくれたらいいなあ、とは思ってます。もちろん、これも人によってさま

ざまでしょうけど。

 このあたりのことは、『ここが知りたい 交通違反・裁判 まるわかり』(小学館文庫)のあ

とがきのなかで、もっと詳しく書いてます。ちょっと長いですけど、引用しましょうか?

 とりあえず、きょうはここまでとします。すみません。

 じつはこれから、赤坂の全日空ホテルへ「衆議院議員 白川勝彦君を激励する集い」(資金集

めパーティかな?)へ出かけるのです。せっかく招待状(なぜ?)をもらってるし、例のモミ消

し事件とか創価学会とかの話が聞けるんじゃないかと。

http://www.kiwi-us.com/~soki/kuroki/

 すると、同日深夜(翌早朝)、原告野村は黒木BBSに次のような投稿をしました。

 それは、原告野村がそれほどに欲しかったはずの「意見」「返答」の内容自体には一切触れないものでした。旧BBS別館ではなく黒木BBSまたは原告野村のホームページのBBSへ「返答」するよう求めるものでもありませんでした。

[748] Re[742][729][727]:今井さんへ 投稿者:野村一也 投稿日:2000/04/19(Wed) 00:34

新潟県警事件で最も世論の批判を浴びたのは、保身のためにウソをつき、そのウソに信憑

性がなく批判されてもシラを切り通したことでした。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

>でも、見落としがなかったか、と問われれば、自信ありません。

よくまあ

あの書き込みは今井さんが名指しで私に返答を求めたから書いたものであって、私が一方

的に返答を求めたものではありません。

しかも、ふたつの今井さんご自身の書き込みの間に位置していました。

↓で見られるようにしました。ご確認を。

http://plaza19.mbn.or.jp/~voice_of_drivers/imai.htm

私が今井さんの掲示板へ書き込みを止めた理由も最後に書いています。

 見落としがなかったかと問われれば自信ない、返信しなかったことは非常に申し訳なかった、旧BBS別館のほうに返信しておく、そう被告今井が述べ、かつ、旧BBS別館で返信の投稿をしたことに対し、原告野村は、「見落としがなかったか、と問われれば、自信ありません」の部分にのみ、上掲のような反応を示したのです。

 

 原告野村は、「あの書き込みは今井さんが名指しで私に返答を求めたから書いたものであって」と述べています。「あの書き込み」とは、1999年7月6日、旧BBS別館における【今井さんへ】とのタイトルの原告野村投稿、すなわち、取り締まり件数の誤りを認めず、かわりにいくつかの問いをした投稿をいうのでしょう。

 では、「今井さんが名指しで私に返答を求めた」とは何をいうのか。それは、被告今井が取り締まり件数の誤りを指摘した投稿をいうのでしょう。誤りを指摘した際、被告今井は、「当サイトの間違いも、どんどん指摘してほしい。お互いに高めあっていこう」と書きました。それを、原告野村は、「今井さんが名指しで私に返答を求めた」としているわけです。

9、常軌を逸した原告野村の反応

 上掲の投稿で、原告野村は、「↓で見られるようにしました。ご確認を。」としてURLを示しています。それをクリックすると、現在(2000年3月14日)も画面が現われます(乙4号証の1)。2000年4月19日当時に現われた画面と変わらないように思えます。

 乙4証の1は、その画面をプリントアウトしたものですが、原告野村がどういう画面設定をしているのか、「横山ノックと今井亮一氏の共通点」とのヘッダが印刷されます。

 その冒頭部分に、次のようにあります。

19993月頃に今井氏の運営する掲示板で、私は今井氏の警察批判の露骨さに警告を与えるつもりで敬意を持っ

て忠告をしたつもりです。(その時の私の信念は現在とは全く変わりません)

しかし今井氏は私の警告を理解できなかったのか「よく分からん」で終わらせました。

私が"PBI/交通行政監察官室"を公開した後、突然今井氏は一方的にご自分の掲示板で「当サイトの間違いも、どん

どん指摘してほしい。お互いに高めあっていこう」と発言と共に、見当違いの指摘を私に向け、私が今井氏の検

討違いを逆に指摘するとあとはシランプリでした。

一方的に私が答えざるを得ない状況を作り、見落とすはずの無い場所に返答しているにもかかわらず、今井氏に

ずシランプリを決め込まれた私は今井氏のメンツの薄っぺらさに辟易させられ2度と今井氏の掲示板に書き込み

はしないと決めました。

なお今井氏の掲示板上で催促をしなかったのは次の2点が理由です

  1. 私から催促するほどの価値が今井氏にあるとは思えなかった

2. 多くの支持者が見ている今井氏の庭(掲示板)で、今井氏のメンツを潰すのはかわいそうだと感じた

 これだけ読むと、被告今井は、

    露骨な警察批判をしていたところ、

    変わらぬ信念の人である原告野村から敬意ある忠告で警告されたが、

    「よく分からん」で終わらせ、

    見当違いの指摘を原告野村に向け、

    原告野村から見当違いであると指摘されるとシランプリし、

    原告野村が一方的に答えざるを得ない状況をつくり、

    原告野村が返答したにもかかわらずシランプリを決め込んだ、

    薄っぺらなメンツの、価値のない、かわいそうな者、

 であるかのようです。被告今井の名誉を著しく棄損する言い様です。

 しかし、原告野村が述べていることは、本件訴訟で名誉毀損であるとされている語を借りれば、「メチャメチャ」との感想を得るに十二分のものでした。

 「見当違いの指摘」とは、北海道における一時不停止の取り締まり件数のことをいうのでしょう。データをもとに取り締まり件数の誤りを指摘したことが「見当違い」であったかどうか、についてはすでに述べました。

 以下、他の部分について「メチャメチャ」ぶりを検証してみます。

ア、「1999年3月頃に今井氏の運営する掲示板で」について 

 「今井氏の運営する掲示板」とは旧BBS別館のことをいうのでしょうが、前述の被告小谷の手元にあった記録によれば、1999年3月頃、「月刊交通違反on the web」のBBSには「野村一也」と名乗る者の投稿は見当たりません。「Initial_P」「initial_P」「NPA中央放送」と名乗る者の投稿もありません。

 原告野村のほうで、「今井氏の警察批判の露骨さに警告を与えるつもりで敬意を持って忠告をしたつもり」の投稿とは、いったいどのようなものか、示すこともありませんでした。

 「1999年3月頃」のその「忠告」とはいったいどのような投稿だったのか、またそのような「忠告」の投稿はあったのか、なかったのか、当時も現在もまったく不明です。逆に、「ウ」で述べるように、そのような「忠告」の投稿はなかったようだとうかがわせる事実はあるのです。

イ、7月の投稿を示して「3月頃」と

 そのリンク先には、1999年7月の、前述した北海道の一時不停止の取り締まり件数に関する投稿など、がいくつか示されています。その中で原告野村は、「アングラなイメージを払拭することは困難になるのではないでしょうか?」などと述べています(すなわち、被告今井が「シランプリ」したと原告野村が言う問いかけです)。それが、原告野村にとっては「忠告」のつもりなのかもしれない、と考えることができます。

 しかし、仮に、そうだとすると、おかしなことになります。なぜなら、7月の投稿を示して「19993月頃」に「忠告」を行なったとする、ということになるからです。

 では、「3月頃」か7月かは、原告野村の誤記なのでしょうか。

 じつは、被告今井は、その点を勘違いしていました。そのリンク先について、2000年9月9日、旧BBS別館に、

   【Initial_Pさん、お見事! 投稿者:今井亮一  投稿日: 9月 9日(土)02時02分35秒】

 との投稿をした際、その「忠告」があったのは7月のことと勘違いして意見を述べました。

 すると、それに対する原告野村の返信の投稿は、次のとおりだったのです。

RE.>Initial_Pさん、お見事! 投稿者:Initial_P  投稿日: 9 9()192520

警告はリンク先の発言のことを示しているのではなく、それ以前に小谷さんをはじめとした

常連の方々及び今井さんご本人とこの掲示板でやりあったことを示しています。

今回程ではありませんが相当な物議をかもし出していたようなのでご記憶があるはずです。

>19993月頃に今井氏の運営する掲示板で、私は今井氏の警察批判の

>露骨さに警告を与えるつもりで敬意を持って忠告をしたつもり

はっきりと分かる場所に日付をつけていますし、この発言自体を書き込んだ日も頭につけて

あります。

>0706()野村/今井さんに答える

今井さんの勘違いです。Initial_Pさん、お見事!は消したほうが良いと思います。

そのときはこの発言に限って消しても\いません。

なお、今回は会社のパソコンから投稿しています。

 「それ以前に」「常連の方々及び今井さんご本人とこの掲示板でやりあった」、これに相当するのは、前述の、1999年6月頃のことです。原告野村が、性別やオフ会参加にこだわり、反論や質問を浴びながら「ギャラリーに対するアピールを最重要視」しているなどと述べて終わった、というふうなものでした。

 ただし、このとき、「小谷」という投稿者名の投稿者はいませんでした。「大谷正則」という投稿者はいました。原告野村は、大谷と小谷を間違えているのでしょうか。

 原告野村は、上掲の投稿の冒頭部分では、「警告」があったのは1999年6月であるかのように書いています。

 ところが、なぜか、その1999年6月の投稿ではなく、1999年7月の投稿を示し、そして、「警告」があったのは1999年3月頃であると、原告野村は言うのです。

 しかし、前述のように、1999年3月頃に原告野村が旧BBS別館に、「警告」「忠告」であれ何であれ投稿した事実も、それに対し被告今井が「よく分からん」で終わらせた事実も確認されず、また原告野村が示すこともありませんでした。1999年3月頃には「警告」「忠告」も「よくわからん」で終わらせた事実も、なかったものと思われます。

 もっと言えば、1999年7月に被告今井が「よく分からん」で終わらせた事実もありません。原告野村によれば、被告今井は「シランプリ」したのですから。

 これは、本訴訟で問題とされている語を用いるなら、「ワケわからん」というほかありません。

 ただ、「ワケわからん」なかで、1つ貫かれていることがあります。それは、変わらぬ信念の人である原告野村が「敬意」をもって「警告」「忠告」したが、被告今井は「よく分からん」で終わらせたなどという、被告今井に対する貶めの主張です。

  

ウ、「その時の私の信念は現在とは全く変わりません」について

 1999年2月13日、原告野村はオルタBBSに、次のような投稿をしています。

 オルタBBSとは、被告今井も共著者の1人であった『警察の警察による警察のための交通取り締まり』(オルタブックス。発行元はメディアワークス。発売元は主婦の友社)の編集部が設けていたホームページのBBSです。

445. 野村一也 (E-mail: knm@bg.mbn.or.jp) 99/02/13 - 04:58:38

    

437番に発言の櫻澤茂里さんにご意見させていただきます。289番の発言も読み返しましたがあなたの発言内容から読み取れることを率直に申し上げれば、あなたは少なくとも速度規制については法を守る意思がなく、あなたが取締を受けた各ケースでの警察の取締の不当性も見えない。487番の発言に至っては、「どうだ俺は行政処分さえ受けなかったぞ、警察なんか怖くも何ともないんだ」とアピールするだけであるように感じられた。また、あなたには警察の取締に文句を言うだけの道路交通の秩序維持に対する持論も熱意も見えない。

この掲示板の管理者の方々には差し出がましいことかもしれませんが、この掲示板は単に警察の取締からを逃れる方法を指南をしたり、違反をもみ消した自慢話をする場所ではないと思います。当座の目標は不当な取締をなくすことであると、私は思っている。

あなたの発言内容だけを材料に予測できることは、あなたを取締った警察官は、それまで以上に厳しく取締ること、違反者に違反事実を認めさせることに執念を燃やし、本当の意味での交通取締による不幸な被害者は増えるでしょう。

またあなたの発言によって、この掲示板の管理者や読者、オルタブックスの本の執筆者や購入者すべてがあなたと同類と見られてしまうことに私は我慢できない。

もし、私があなたの発言から読み取ったことに補足する事項があれば、あなたはあなたの名誉の為にそれを発言することを勧める。もしその内容によって、私のこの発言の方が不適切であることの判断がついた際には、この掲示板でお詫び致します。

「あなたの発言によって、この掲示板の管理者や読者、オルタブックスの本の執筆者や購入者すべてがあなたと同類と見られてしまうことに私は我慢できない」

 と、原告野村は述べています。

 世の中にはさまざまな考え方の者がいて当然です。そしてBBSは、誰でも自由に投稿できる場所です。にもかかわらず、原告野村は、たった1人の発言(投稿)により、そのBBSの管理者(すなわち編集部)や読者(実際の本の「購入者」と分けていることからして、BBSを読む者をいうのでしょう)、本の共著者や購入者「すべて」までをその投稿者と「同類」と見なし、それに「我慢できない」と言うのです。

 このとき、原告野村は、なにか異様な熱さを伴う支持を示していたようです。

 オルタBBSへの「野村一也」による投稿はぜんぶで2本あり、もう1本は、同年3月30日の次のようなものでした。

521. 野村一也 (E-mail: knm@bg.mbn.or.jp) 【99/03/30 - 21:13:14】

週間金曜日拝見致しました。

「レッカー移動・パーキングメーターに異議あり!」についての『委託費』については「警察の警察による警察のための交通取締」にも詳細が記載されており理解できるのですが、「免許更新・免停講習時に儲ける交通安全協会」について是非お聞きしたいことがあります。免許更新と免停講習の納付の方法は都道府県証紙を購入、張りつけすることによって支払うことになっています。

都道府県証紙は銀行等の元売りさばき人から警友会等の売りさばき人が購入して窓口で売られています。

元売りさばき人は売りさばき額の3.25%程を都道府県に請求することで利益を出すことができるのですが、売りさばき人は条例等においては何の利益も定められておりません。

つまり免許更新と免停講習の会場にある売りさばき所は通常警友会(交通安全協会の地域もあるかも)だと思いますが、元売りさばき人から1000円で買った証紙を1000円で売るので直接の利益はありません。

道路交通法施行令によって、各都道府県の講習の委託先の設備等の状況に関係なく全国一律で二倍以上に値上げしたとしてもその値上げ分は証紙を介して各都道府県に収められることになっています。

私個人強い興味があって調べているのですがどうしても警察が値上げをすることによる利益を受ける仕組みを今のところ見つけることはできませんでした。

もしお分かりになれば教えてください。

週間金曜日は知人宅で目を通しただけなのでもしかしたら重大な見落としがあるかもしれません。その際はご指摘頂ければ幸いです。

 原告野村は、オルタBBSでは、1999年2月には、なにか異様な熱さを伴う支持を示し、同年3月には「教え」を求めているのです。被告今井に対する「警告」「忠告」とは無縁のものです。

 ところが、のちになり、原告野村は、どのような「警告」をしたのかまったく示さないまま、

「1999年3月頃に今井氏の運営する掲示板で、私は今井氏の警察批判の露骨さに警告を与えるつもりで敬意を持って忠告をしたつもりです。(その時の私の信念は現在とは全く変わりません)」

 と述べるわけです。まったく不可解というほかありません。

エ、「突然今井氏は一方的に」について

 2000年4月19日の、前掲のそのリンク先で、原告野村は、

「私が"PBI/交通行政監察官室"を公開した後、突然今井氏は一方的にご自分の掲示板で」

 と述べています。

 しかし、前述のように、原告野村自身が旧BBS別館で、「よかったら覗いてみてください」「よければ押してみてください」と、2度にわたって訪問を誘っている事実があるのです。

オ、「一方的に私が答えざるを得ない状況を」について 

 被告今井は、原告野村のホームページの記事の誤りを指摘したとき、最後を「当サイトの間違いも、どんどん指摘してほしい。お互いに高めあっていこう」と結びました。それが、原告野村には、「一方的に私が答えざるを得ない状況を作」った、ということになったようです。

 いったいどう考えたらそうなるのか、被告今井から追い込まれたような、自分は被害者であるかのような言い様は何なのかと、被告今井は、異様なものを感じました。

カ、「シランプリを決め込まれた」について

 「シランプリを決め込まれた」とも原告野村は述べています。

 しかし、前述のとおり、被告今井にとって原告野村は、いくつものBBSにおけるさまざま投稿者の1人にすぎないのです。被告今井は多くの投稿者に返信の投稿をしており、たまに返信を忘れることもあり得ます。それほど返答が欲しいなら、BBS上であれ電子メールによってであれ、返答を催促すれば良いではありませんか。

 ところが原告野村は、なんらの催促もせず、9カ月以上もじっと押し黙り、他のBBS(黒木BBS)で突然、

   私から催促するほどの価値が今井氏にあるとは思えなかった

   多くの支持者が見ている今井氏の庭(掲示板)で、

   今井氏のメンツを潰すのはかわいそうだと感じた

   シランプリを決め込まれた

 と、被告今井の名誉を著しく毀損することを言い出したわけです。

 これに対し、被告今井が、9カ月以上前に返信しなかったことについて「見落としがなかったか、と問われれば、自信ありません」「非常に申し訳なかったです」と詫び、9カ月以上前の問いかけに対する返答の投稿をすると、原告野村は、その返答の内容には無反応で、「見落としがなかったか、と問われれば、自信ありません」の部分のみに「よくもまあ…」と反応し、

   露骨な警察批判をしていたところ、

   変わらぬ信念の人である原告野村から敬意ある忠告で警告されたが、

   「よく分からん」で終わらせ、

   見当違いの指摘を原告野村に向け、

   原告野村から見当違いであると指摘されるとシランプリし、

   原告野村が一方的に答えざるを得ない状況をつくり、

   原告野村が返答したにもかかわらずシランプリを決め込んだ、

   薄っぺらなメンツの、価値のない、かわいそうな者、

 であるかのような、事実に反して被告今井の名誉を著しく毀損する、そういうページをわざわざつくってURLをつけ、掲げたわけです。

(4)被告今井が詫びて返答すると、原告野村は沈黙

 2000年4月19日、そのリンク先を見た被告今井は、たいへん驚きつつも、とにかく当時(9カ月以上前に)返信を忘れたことは申し訳なかったと思い、

   【[750] Re[748][742][729][727]:今井さんへ

    投稿者:今井亮一 投稿日:2000/04/19(Wed) 03:13】

 との投稿をして、次のように述べました。

 リンクつけてくれたところを見ました。

 そういえばそういう書き込み(当方のBBS別館への書き込み)を拝見した記憶があります。どんどんよみがえってきました。

 で、私は無視したわけですか。

 意外です。そんな面白い話というか議題を今井クンが無視するとは思えないからです。「月刊交通違反」のBBSとか、ニフティの会議室とかを以前からご覧の方は、「今井が好きそうなネタじゃないか」と思われたんじゃないでしょうか。

 したがって、レスを忘れたんじゃないかと思います。

 もっとも、野村さんがリンクしてくれた私の書き込みを見ると、私は「ご指摘ください」と言っており、だから、それに対する野村さんの書き込みを「指摘」と受け止め、で、明らかに返答を求めるもの(メールやBBS本館などでのご相談やご質問)が日々たくさんあるところ、「指摘」だからちょっと後回しにしようとなってるうち、忘れたということかな?とも思うのでが、それにしても、知らん顔は失礼ですね。

 

 和合さんの掲示板への野村さんの書き込みについては、どうも記憶にありません。記憶してない、ではなくて読んでないんじゃないかと思います(ちなみに、野村さんがリンクしてくれたところには、その書き込みは発見できませんでしたよ)。

 私は体が1つで1日は24時間しかないため、どこもぜんぶ見ているわけではないのです。

 当方のBBS別館でのことなら、BBS別館で言ってくれればいいのに、そんな、よそのBBSでレスを催促し、もともとのBBSではじ〜っと黙って怒り(?)をふくらませている、では困りますよ。

 「保身のため」ってわざわざお書きですけど、野村さんのその書き込みに答えないことが私の「保身」とどう関わるのか、不可解です。

 

 ともあれ、レスをしてなかったことは申し訳ありませんでした。

 遅ればせながら、ちゃんとレスしときます。

 で、本論である警察刷新会議への質問状のこと。

 「さてどうしてやろう」と思ってるうち、ずるずると日がすぎてしまいました。

 しかも、今夕から80時間ほどパソコンを使用できなくなります。

 その前に、なにかアクションを起こしておきますね。まずは、なぜ回答がなかったのか、800円分の切手はどこへ消えたのか、確認することになるでしょうか。

http://www.geocities.co.jp/MotorCity/1103/

 そしてその約1時間後、被告今井は旧BBS別館にて、

   【野村さんのご指摘 投稿者:今井亮一  投稿日:0419日(水)042125秒】

 との投稿で、まず1999年7月当時の、一時不停止の件数に関しての被告今井と原告野村のやりとりの投稿を示したうえで、

   【野村さんへ遅ればせのレス(すんません) 

    投稿者:今井亮一  投稿日:04月19日(水)06時19分38秒】

   【不法に屈するなかれ 投稿者:今井亮一  投稿日:04月19日(水)06時26分00秒】

   【野村さんへ 投稿者:今井亮一  投稿日:04月19日(水)10時15分54秒】

 との3本の投稿をし、前回よりさらに詳しい「返答」をしました(いずれも乙5号証)。

 すると、原告野村はどう反応したでしょう。

 原告野村は、なんと、沈黙してしまったのです。

不祥事で弱った警察に正義を振りかざしてご自分をアピールする前に、都合が悪くなって

シラを切ったことには示しをつけてください。それがなければ今井さんも警察官と同じ穴

のムジナ(正義を語って私腹を肥やす)です。

 とまで述べて返答を求めながら、被告今井が返答すると、原告野村は、自身が被告今井に対し再三向けていた文言を借りるなら、「シランプリ」してしまったのです。

(5)2000年7月26日以降の黒木BBSにおいて

 この項では、黒木BBSにおける、2000年7月26日から同年8月末までの、原告野村の投稿(ないし振る舞い)について、とくに印象的だったいくつかを述べます。

1、被告今井の「基本姿勢」について

 被告今井の基本姿勢は、

「交通違反・取り締まりについて『たかが違反』とか『捕まったらオシマイ』とか思い、不服(ないし情状酌量の求め。以下同)があっても、安易に、あるいは投げ捨てるように反則金や罰金を払い、あとで警察を恨む……という運転者が多いようだ。不服があれば、このような手続きで主張できるようになっている。堂々と主張していける不服なのか、つまり、仲間内でだけ『警察は汚い』と言える不服にすぎないのかどうか、よく考えるべきだろう。それが、当人にとっても交通社会にとっても良いことだろう」

 といったものです。

 ホームページ「月刊交通違反on the web」のFAQ「ご相談の方へお願い」(1999年8月7日更新のもの)では、次のようにわざわざ述べてもいます。

● 最後に、大事なことを申し上げます。

 ボクは、警察がやる取り締まりに対してはナンでもカンでも争

え、と言っているのではありません。

 ご自分の不服をよくチェックした結果、「こりゃ、やっぱ自分の

ワガママだわ」あるいは「無実だと確信してたけど、よくよく当時

をふり返ると、やっぱ測定値は正しいわ」と思えば、反則金を払う

なり、略式の裁判に応じて罰金を払うなりするのも、ひとつの勇気

だと思います。

 また、明らかに取り締まりが不当でも、人にはそれぞれいろんな

事情や心の状態がありますから、悩んだ末、あきらめざるを得ない

ときもあるでしょう。それに対し、「ふがいない」などと言うつも

りは毛頭ありません。

 どうすべきかよく考え、ご自分でいちばん納得できる道を選びま

しょう。そうやって考えること自体が、今後の安全運転に大きなよ

い影響をもたらすだろうと確信します。

 ところが、原告野村は、

  【投稿時間:00/07/26(Wed) 03:35  投稿者名:initial_P Eメール:knm@bg.mbn.or.jp

   URL :http://homepage1.nifty.com/voice_of_drivers/ 

   タイトル:裏ガネの構造と月刊交通違反: 個人の信念とポピュリズム】

 との投稿(乙4号証の3)で、いったい何を根拠にしてか(当然のことながら、被告今井の著作や投稿など根拠が示されることはついにありませんでした)、「納得できなければ(法的に)争え!」という、とにかく争いを煽るような命じるようなものが被告今井の「基本姿勢」であるとするのです。

 そして、被告今井の「雑誌のコラムや単行本には、悪質であろうがなかろうが違反をチャラにする情報がほとんど」であり、被告今井の「ライターとしての仕事の多くはドライバーと現場の警察官とのゲリラ戦をアオる武器商人としての仕事」であり(それらについても当然のことながら、根拠や理由が示されることはついにありませんでした)、ゆえに、被告今井が、警察の犯罪・不祥事について組織と個人とを分けて考えようとするのは「あまりにも日和見的」である、と原告野村は言うのです。

 被告今井の基本姿勢に関して、じつは1999年6月に、こんなことがありました。

 1999年6月6日、原告野村は、旧BBS別館への、

   【DATE: 06月06日(日)22時30分21秒 TITLE: 敵は誰なのか

    NAME: 野村 一也 MAIL: knm@bg.mbn.or.jp】

 との投稿(乙3号証)で、こんなことを述べました。

その後若干のニュアンスの違い

はあれ、「納得がいかないことは争う」というのが今井さんの考えであると解

釈している。この考え方は現在の「交通警察vs一般ドライバー」の構図を

作った大きな要因となったのではないだろうか?

 その点について、被告今井は、同じく旧BBS別館への、

   【DATE: 06月07日(月)15時46分53秒 TITLE: かかっ かっ 核兵器?

    NAME: 今井亮一 MAIL: r-chang@fb3.so-net.ne.jp】

 との投稿で、こう述べています。

 

 当HPの「read me first」にこうあるでしょ。

「このホームページは、身近な交通違反&取り締まりをとおして、本当に安全で円滑で公正な

交通社会を考え直していこう、との目的で設立、運営されています。悪質な運転をして取り締ま

りを受け、なんとかチャラにしたい、逃げたい、という方に役立つものは当サイトにはありませ

ん。ただし、悪質な運転を見直すきっかけは提供できるかも」

 「ただし、悪質な運転を見直すきっかけは提供できるかも」、ここはけっこう重要な部分と

ボクは考えている。だから、チュー逃げくんもようこそ、と言っておるのだ。

 そして、F・

`Qの「はじめに」にはこうあるでしょ。

「最後に、大事なことを申し上げます。ボクは、警察がやる取り締まりに対してはナンでもカン

でも争え、と言っているのではありません。ご自分の不服をよくチェックした結果、『こりゃ、

やっぱ自分のワガママだわ』あるいは『無実だと確信してたけど、よくよく当時をふり返ると、

やっぱ測定値は正しいわ』と思えば、反則金を払うなり、略式の裁判に応じて罰金を払うなり

するのも、ひとつの勇気だと思います。また、明らかに取り締まりが不当でも、人にはそれぞれ

いろんな事情や心の状態がありますから、悩んだ末、あきらめざるを得ないときもあるでしょう。

それに対し、『ふがいない』などと言うつもりは毛頭ありません。どうすべきかよく考え、ご自分

でいちばん納得できる道を選びましょう。そうやって考えること自体が、今後の安全運転に大きな

よい影響をもたらすだろうと確信します」

 その旨のことをボクはどこでも何度でも言ってる。

 それを、「ワガママな理由であっても不服があれば争うべし」とか「納得がいかないことは争

う」とかでくくり、「現在の『交通警察vs一般ドライバー』の構図を作った大きな要因!

となった

のではないだろうか?」へ引っぱっていくなんて、どう!

したらそんなことができるのか、呆れて

モノも言えない(言ってるけど。はは)。

 「『交通警察vs一般ドライバー』の構図を作った大きな要因」は、取り締まりに不服があれば

反則金を払わず(あるいは略式の裁判に応じず)争えばいいのだとはだれも言わず思わず、つま

り、「取り締まり=カネ払うこと」と思い込んで、取り締まりをナンというかひっくり返す、み

たいなことができると知らず(ボクに言わせればイコール取り締まりを受けた自分の運転につい

て真剣に考えることをせず)、「ちぇっカネ払えばいいんだろ」と屈服して「警察は汚え。バカ

野郎」と恨みをためてきた、まさにそこに原因があるんじゃないのか。

 しかし、原告野村はこれには反応せず、同年7月1日と4日、自らのホームページへの誘いの投稿をするまで、沈黙してしまったのです。

 そして1年以上たち、原告野村はまた同じようなことを、今後は激しい誹謗中傷の調子で述べ立ててきたわけです。

2、「ゲリラ戦をアオる武器商人」について

 被告今井は(被告今井の仕事の多くは)「ゲリラ戦をアオる武器商人」である、被告今井は「(悪質も含めた)ドライバーに、取締りの警察官に対する武器を与え」ている、という原告野村の言い分には、具体的な理由・根拠が一切ありませんでした。

 被告今井が「アオ」っているという「ゲリラ戦」とは、どういうものなのか、また、被告今井の「仕事」、著作、投稿などのどこが「アオ」りに当たるのか、原告野村は一切示しませんでした。

 そこで被告今井は、具体的な理由・根拠を原告野村に問いました。

【投稿時間:00/07/29(Sat) 11:08  投稿者名:今井亮一 

 Eメール:r-chang@fb3.so-net.ne.jp

    URL :http://www.geocities.co.jp/MotorCity/1103/kuroki.html

   タイトル:きっちりレスしときましょ】

 との投稿(乙4号証の4)では、こう問いました。

> 私には貴方のライターとしての仕事の多くはドライバーと現場の警察官との

>ゲリラ戦をアオる武器商人としての仕事であったと思います。

 ドライバーと現場の警察官とのゲリラ戦? え? ゲリラ戦?

 ちょっと想像できませんが、具体的にどういうことを指すんですか?

 

 

 

 

> つまり(悪質も含めた)ドライバーに、取締りの警察官に対する武器を与え

>ておきながら、

 「取締りの警察官に対する武器」ってのが、わからんですね。具体的にどういうことを指してるんですか?

 

 交通取締り現場の警察官に対抗する知識ねえ……。それってナンでしょ。キップ(事件原票)へのサインに関

すること?

 ナニもわかず命じられるがままサインしている人が多いようです(私もかつてはそうでした)が、いま私は、

「サインは任意なんだよ」と言ってます。

「サイン欄にはこういうことが書いてあって、サインはこういう意味を持つ。安易にサインするとあとで不利に

なることもある。サインは断るかどうか二者択一ではなく、自分で『事情』を書き込んでからサインすることも

できる。サインを断ればチャラみたいな迷信があるようだが、そんなことはない」

 と言ってますけど、これは『交通の教則』あたりで周知するべ