平成14年4月21日 原告作成
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平成13年(ワ)第15800号 損害賠償請求事件

被告今井陳述書(11)

平成14年3月18日

東京地方裁判所民事第18部ろB係御中

被告本人 今井亮一

「被告らによる各名誉段損部分を含む各発言の経緯を示す書類13(甲第39号証の13)」(以下「書類13」という)について、以下のとおり述べます。
第1 「名誉段損部分」を抜き出した元の投稿
原告野村の「書類13」で、「名誉毅損部分」であるとして示されているのは、1日BBS別館における2000年12月8日の、次の被告今井投稿の一部について、原文にあった「◆蟋蟀さんへ(読み方わかりませんが)。」との1行を削除し、「の中略の」との1行を挿入し、さらに、原文にはなかったはずの空行を3カ所に入れるという加工をしたものです。

まとめレスで失礼します 投稿者:今井亮一 投稿目:12月8目(金)15時23分15秒
◆warraさん、\(^O^)/Ver.ねおあふ一さん、ご指導ありがとうございます。
 Warranさんの説明については、「リンク先のファイルとリンク元のファイルが同じフォルダ」のところでもう脳が酸欠状憩になってしまいました。お恥ずかしい。
 \(^o^)/ver.ねおあふ一さんの「こちら」についてはあとで読んでみます。と言いつつ、この調子だとのびのぴのになって、結局、いつも直接指導してくれる方(タイトスカートのきれいなお姉さんじゃないよ)に泣きっくことになりそうですが……。
 ともあれ、こうして初歩の初歩さえさっぱりわからない自分を見ていると、交通違反のご相談等に対応するときの私の姿勢や口調について、反省させられるところがありますね。これはいい経験です。

◆「某掲示板」のことで\(^O^)/Ver.ねおあふ一さんへ。
 私、他のBBSへ投稿することもありますが、投稿したからといっていつもそこを見ているわけではないのです。『警察の警察による警察のための交通取り締まり』(オルタブックス。私も共著者の1人。読者?の方に対床するのは現在のところ私のみ)のBBS(下記URL)でさえ、つい1週問ほどほったらかしにしてしまうことがあるくらいです。そこのところはご了承ください。

◆よこしまただおさんへ。ご意見ありがとうございます。
 もちろんそこは私も考えましたが、「まあ、これについてはレスしとくか」となった次第です。
 BBS本館は、すっかりES250さんの遊び場になってしまったようですね。まあ、公開の場である以上、この程度は仕方ないことかと思ってます。
 BBSへご相談等で訪れる方への注意書きをつくろうと思い、草案はすでにできてるのですが、書き起こす時間を見つけられず、のびのびになっているところです。

◆新堂工事さんへ。
 当サイトのトップページ、「裁判傍聴へ行こうっ!」のコーナ』をご覧ください……と言いたいところなんですけど、もうずいぶん更新を怠ってます。
12月13日(水)東京高裁809号法廷で遠藤国賠
http://www.enkoku.com/
 の口頭弁論があります。そこのHPのBBSに、13目は何をやるか投稿があります。ぜひおいでください。

◆パンチドランカーさんへ。
 もしも、だいぶ叩かれたのでもう引っ込むだろう、と思ったのでしたら、それはぜんぜん甘いと思いますよ。
 彼は自分の思い込みの世界で生きているので、他人がどう言おうが、事実がどうであろうが、そんなことは関係ない、と私は見ています。かならず、勝手な妄想のリングとやらにまた上がってきますよ。

◆蟋蟀さんへ(読み方わかりませんが)。
 「泥仕合」とか「内ゲバ」とかいうのはカンベンしてください。
 それから他のみなさん、「議論」だとか「論争」だとかいうのもカンベンしてください。
 私は彼を、困ったつきまといとしか見ていません。
 「泥仕合」「内ゲバ」「議論」「論争」と受け止めるのは、すでに彼の術中に(魔宮に)落ち込んでいる証し、と私は思います。
 しかし、これはなかなかわかりにくいかもしれません。
 だから解説板のようなものを設けると言いつつ、リンクのことでモタついてる私にも、責任がありますね。
 そこで、リンクはあとまわしにして、その一部を、このBBSにアップしてみることにしましょう。
http://www.mediaworks.co.jp/cgi-bin/cgi-bin/altread.cgi?dir=003

 旧BBS別館は、フリートークの場として設けられており、さまざま投稿者がさまざまな話題の投稿をしていました。
 被告今井は、自分に向けられた投稿には(当時は原告野村を除いて)忘れない限りではありますが、かならず返信の投稿をしていました。また、投稿者たちの話題とは関係なuこ、自分のほうから発信することもありました。
 上掲の投稿は、被告今井が、6人の投稿者にまとめて返信し、かつ、自分と原告野村との間に「議諭」「論争」があるかのように言う人たちへも見解を述べたものです。
 その見解と、パンチドランカー氏、蟋蟀氏への返信は、被告今井陳述書(1)以降で説明してきたような、常軌を逸したと思える原告野村の投稿の数々について、被告今井の感想・印象・評価の類を、また、いったいどう対処していくのかについての考えを、述べたものです。
 この投稿の中から、原告野村が加工して「名誉段損部分」であるとして抜き出した部分が、仮に、原告野村の名誉を段損するものであるとしても、原告野村には十分に反論の機会があり、かつ、原告野村はその後も新旧8BS別館に膨大な数および量の投稿をしている、つまり、反論の自由を存分に享受しているのです。

 なお、「勝手な妄想のリング」とは、被告今井が「東芝特設事件掲示板」を「設け」て「運営」していたなどと、まったく事実無根の、被告今井には妄想としか思えないことをきっぱり断言するなどしてきた原告野村の、以下の投稿に出てくる「リング」のことを言っています。

ニュートラルコーナー 投稿者:Initial_P 投稿目:11月14目(火)01時19分23秒

ボクサー「オッちゃん、オレは勝てるのか?」
セコンド「わからん。勝ち負けのないファイトだといったのはオマエだろ?」
ボクサー「そうだけどリングサイドに客のいない場所は手応えがなくて…」
セコンド「しかし放送はされているんだ。そのうち“反応"があるかも」
ボクサー「オレと同じリングに上がることが“反応"なら、
     (若干一名を除いては)誰もリングにあがってきやしない…」
セコンド「弱音を吐くなよ。チャンピオンは黙っていても“反応"があるゾ」
ボクサー「だな、しかしオレには石も飛んでくるけどアリャなんだ」
セコンド「この放送の受信者は離れた場所から石を投げることもできるんだ」
ボクサー「石を投げるくらいならリングに上がってくれりゃいいのに…」
セコンド「匿名で石を投げるか、
     それともリングに上がるかは受信者自身の判断でできるんだ」
ボクサー「チャンピオンサイドのリングにあがったのが間違いだったのか?」
セコンド「自分で始めたクセにガタガタ言うな。ほれゴングが鳴ったゾ」
ボクサー「おっしゃ!行くぜ!!」

ニュートラルコーナー 投稿者:Initial_P 投稿日:11月25目(土)01時05分05秒
セコンド「どうだ?手応えあったか」
ボクサー「どうだも何も、外野がうるさくて…」
セコンド「いっつも決まった顔だな」
ボクサー「全くイヤになるぜ」
セコンド「そういえば少し前までリングによく出てた平野ってボクサーは最近いないな」
ボクサー「そういえば、覆面ボクサーのアイツのパンチは平野のパンチに
     よく似てるな」
セコンド「パンチを受ける者だけが感じるのかもしれネェな…」
ボクサー「しっかし、チャンピオンに出したあのカウンターは決まったハズ
    だぜ」
セコンド「レフェリーがいないリングなんだ。我慢しろ」
ボクサー「ずっと前にもTK0したんだ…」
セコンド「オレの方があのアイドル歌手より歌がうまいんだ、ってか?
     いいかげんにしろ!売れた方が勝ちなのが現実だ。
     売れてしまえば歌がヘタでもカネが稼げるし、ファンもっくんだ」
ボクサー「身もフタもないこと言うなヨ」
セコンド「無差別級チャンピオンのミヤザキのファンなんか見てみろ。
     自分では歌わずに、ミヤザキのファンだってことを誇らしげに
     自慢しながら`石'を投げてるだろ。
     “長いものにまかれる"ことはリスクを背負わないで安心して
     生きる簡単な方法なんだ」
ボクサー「オッちゃんはオレを諭そうとしてるのか?」
セコンド「自分で考えろ。ほれ、ゴングが鳴ったぞ!」
ボクサー「おっしゃ〜〜!!」

カウンター気味の軽いジャブ 体重を乗せて右ストレート 必殺のボディブロー

ニュートラルコーナー 投稿者:Initial_P 投稿目:12月3日(目)12時ラ9分14秒
ボクサー「ルール無用の覆面ボクサーだらけになったな…」
セコンド「お前も予想していたことだろ?」
ボクサー「チャンピオンは“天の一声"だけか…」
セコンド「ブルース・リーは死亡遊戯で塔の5階まで上ったゾ」
ボクサー「でも、ここの覆面ボクサーは何度倒しても起き上がってくるんだ…」
セコンド「ツバを吐きかけるだけのヤツらはボクサーじゃない」
ボクサー「“天の一声"も相変わらず`自分に非はない'
     で済ませようとするし…」
セコンド「それに`忙しい'んだとヨ」
ボクサー「まるでお役所に許認可の申請書を出しに来たみたいだナ」
セコンド「チャンピオンも、お役所で裁量を持たされたお役人も、権力者で
     あることは変わりはないんだ。権力を持ってしまうと自惚れて、
     下々の事なんかどうでもよくなる。お前も権カを持つとそうなる
     可能性があるんだゾ」
ボクサー「難しいこというなよ。そろそろいってくるゼ!!」
セコンド「ツバを吐くなよ!」

 「書類13」において「名誉股損部分」が含まれるとされる被告今井投稿までの、このタイプの原告野村投稿は、以上です。
 ちなみに、上掲の2番目の原告野村投稿の最終行にある、「カウンター気味の軽いジャブ」『体重を乗せて右ストレート」『必殺のボディブロー」という攻撃を表わす文言は、どれも、黒木BBSにおいて原告野村が被告今井を誹謗中傷したときの投稿のタイトルの一部の文字です。
 上掲の投稿中のそれら3つの文言には、それぞれリンクがつけられており、文字をクリックすると、
黒木BBSにおける原告野村の当該投稿が現われるようになっていました。
 そして、その後も、原告野村は、同種の投稿を執拗にしています。

ニュートラルコーナー投稿者:Initia1_P 投稿目:12月12目(火)O1時56分08秒

セコンド「どうした?まだ休むのは早いだろう」
ボクサー「狭い潟塔Oで2組のファイトができるワケがない」
セコンド「チャンピオンもお前のハイキックを挑発してるんだぞ」
ボクサー「待ってくれ、これはボクシングの試合じゃなかったのか?」
セコンド「寝技もツバかけもありだ。お前だってとっくに足技を出してるぞ」
ボクサー「そうか…目がさめたぜオッちゃん。
     次はリクエスト通りハイキックだ」
セコンド「ゴングが鳴ったら、最初からハイキックだぞ」
ボクサー「分かったよ」

ニュートラルコーナー 投稿者:Initial_P 投稿目:12月16目(土)13時41分24秒

ボクサー「どうだったオッちゃん?オレのハイキックは」
セコンド「残念だが、リアルタイムな放送はされなかった」
ボクサー「なんだよ。どういう意味だよ」
セコンド「カメラはな、リングに飛び込んだガキをず〜っと追ってたんだ」
ポクサー「そんなバカな!」
セコンド「チャンピオンも放映についてコメントしている」
ボクサー「何て言ってた?」
セコンド「ガキを迫い出すにはマネージャーの同意が必要だとさ」
ボクサー「どうしたイニP。ハイキックはまだなのか?カモ〜ン!"って
     チャンピオンはあんなに挑発してきたのに、何の反応もなしかい」
セコンド「多分チャンピオンはダンマリだ。
     反応したとしても“遺憾だ''<が関の山だろう」
ボクサー「・・・・」
セコンド「やる気をなくしたか?」
ボクサー「バカいうな。次のラウンドのことを考えてるんだ」

ニュートラルコーナー 投稿者:Initial_P 投稿目:1月20目(土)16時25分50秒

セコンド「やっとチャンピオンがリングに出てきたかと思ったのに
     闘うどころか“皆さんコイツはストーカーなんです〜〜っ"と
     観客にアピールするばかりだな」
ボクサー「予想していたことだ」
セコンド「チャンピオンはどうせこれからもメンツを守るためにしかリング
     には出てこないぞ。もう止めたらどうだ?」
ボクサー「オレはタイトルを狙ってリングに上がったんじゃない。
     チャンピオンが納得できないことばかりするから闘ってるんだ。」
セコンド「そういえぱチャンピオンのキャッチフレーズは
     “納得いかなけれぱ闘え!"だったな…」
ボクサー「それにチャンピオンがオレをここ呼んだんだぜ」
セコンド「分かった、納得いくまでやれ。
     また(覆面ボクサーに)袋叩きになっても知らないぞ」
ボクサー「大丈夫だ!まかしとけ」

1月20目(月)16時23分COUNT93829
 「チャンピオン」である被告今井を攻撃しているのだとの認識、「チャンピオン」である被告今井とリングの上でライトを浴ぴたい、強い自分をアピールしたいとの願望が、ひしひしと伝わってくるかのように被告今井は感じました。
 被告今井を公開の場で攻撃することを楽しんでいるかのようであり、名誉を段損されたとして訴額500万円の訴訟をのちに起こす者の投稿とは、被告今井には到底思えません。
 ちなみに、この当時、被告今井は、ふと、「原告野村は自分のホームページのBBSでは、いったいどうしているのだろう」と思い、原告野村のホームページのBBSを見ました。
 すると、2000年11月18日午前2時45分頃、当該BBSに、「\(〈o〈)/veLねおあふ一」氏が、旧BBS別館でのことについて投稿したのに対し、原告野村が「私はスタミナ十分です」と書いているのが発見されました(乙4号証の2)。
 こうしたものを見て被告今井は、「常軌を逸した攻撃は、いったいいつまで続くのだろうか'のまま続けば原告野村の投稿の破綻や異常さが明らかになっていくばかりと思える。原告野村は旧別館から去らねばならないだろう。しかし、原告野村は、メンツやプライドという語をよく用いていた。また、投稿に際し、あるホームページのリンク先を示すことは、名刺を示すのと同じだなどとも言っていた。そして、原告野村は自らのホームページのリンク先をよく示しており、そのホームページは『核兵器』であると原告野村は思っているようだ。であれば、自分の投稿の破綻や異常さが明らかになってきたとき、黙って旧BBS別館から去るとは思えない。いったい何をしでかすのだろう」
 といったことを思いました。ただ、原告野村の「裁判ゲーム」にそもそもの訴状がないことを指摘していった結果、原告野村が「今井さんは私に訴状を要求しているので」と現実世界の東京地裁へ訴状を出すとは、さすがに想像できませんでした。
第2 経緯でないものを「経緯」として示す
 「書類13」で「名誉毅損部分」とされているのは、黒木BBSにおける、そして2000年8月28日以降の旧BBS別館における、原告野村の数々の投稿ないし振る舞いに接してきた被告今井の、12月8日の時点での感想・印象・評価の類です。
 そして、「書類12」で「名誉毅損部分」とされる部分が含まれた被告今井投稿までに、原告野村は、旧BBS別館だけで63本の投稿をしていました。
 それ以降、原告野村はここまでに次の2本の投稿をしています。
【れすぽんすvol.1 投稿者:Initial_P 投稿日:12月5日(火)02時38分57秒】
【れすぽんすvol.2 投稿者:lnitiaLP 投稿日:12月5日(火)02時39分29秒】
これで合計65本です。
 ところが、原告野村は、「被告今井が当該名誉毅損部分を含む発言に至った経緯を示す」として、いったいなにゆえにか、旧BBS別館における、
【ダブル・トラップ? 投稿者:平野泰巳 投稿日:12月4日(月)00時50分44秒】
 からの投稿、つまり、4日と約15時間半ほどの投稿のみを拾い出して示しています。不可解というほかありません。