送信者: "nomura kazuya" kznm@nifty.com
宛先: lifenet@cablenet.ne.jp; wagoh@aa.alles.or.jp
件名 : 今井亮一さんとの件について
日時 : 2002年1月24日 6:17

和*秀典様

突然のメールで失礼いたします。横浜の野村一也と申します。
ご存知かもしれませんが、今井亮一さんとは民事訴訟で争っています。
なお、和*さんと今井さんが親しくしていることは承知のうえでメールさせていただ
きました。

3年前に、私は和*さんの掲示板に書き込みをし、そこで今井亮一さんと言い争いを
したことがあります。
もし、思い出していただけないなら、
このメールの下段に、3年前の和*さんの掲示板にETCについて私が書き込んだ控え
を添付しましたので、ご参照ください。
(ETCについての書き込みは、私が初めてであったはずです。)
添付したやりとりの後、今井さんが掲示板に飛び込み、私は今井さんを突き返す発言をし、
そして和*さんは「感情論大いに結構」とレスをつけられたはずです。

その後、今井さんは他の掲示板(交通取り締りにNO)で次のように発言しました。
┌────────────────────────────────────
│ いま、ひらめいたんですけど、
│「今井さんの『記録が残っていないから知らない』発言の直後」って、
│和*さんのBBSへの私の書き込みの後ろに、
│上記引用の部分を野村さんが書いた、という
│ことですか?
│ だとしたら、ですね、和*さんとこのBBSって、
│レスがついてもちょっとわからない形式になってるでしょ。
│そのこと、どなたか指摘して、私も指摘したことあります。
│ 野村さんのレスがついてたことを、私は知らなかったようですね。
│
│ ……と思って、和*さんとこの、uribouさんの
│「お願いです。レスがついたのが分かるようにできませんか?」との書き込みと
│そのレスを確認したんですが、野村さんの上記書き込みはない。
│あれえ?  いったいどうなってるんですか。
└────────────────────────────────────
この今井さんの発言を読んだ私は、今井さんの人間性に疑問を持たざるを得ませんで
した。

そうして、おそらく日本掲示板史上に残る言い争い(私は討論からはずれないように
したつもりですが・・・)に発展し、損害賠償請求事件になりました。

その後の経緯は、準備書面(5)としてわかりやくまとめて公開していますのでご参
照ください。
http://juror.cool.ne.jp/judge/prep5.htm
なお私が持ちうる全ての記録は裁判所に提出し、
またWEB上でも訴訟物のすべてを公開していますので
表現の自由とその限界
http://juror.cool.ne.jp/

和*さんを困らせることになるのは重々承知の上、それでもお尋ねしたいことがあり
ます。

1.和*さんは今井さんと私とのやり取りのあと
 「感情論大いに結構」という文句を含むレスをつけられたことをご記憶でしょうか?
2.uribouさんと「債務不存在確認起訴判決文」のウリ坊さんは同一人物でしょうか
3.当時の過去ログはお持ちでしょうか?
4.1〜3のお答えのなかに、今井さんが不利になることが含まれている場合に、私が
 (必要なら裁判所を通して)それらの陳述または文書提出を依頼したらご協力いた
だけるでしょうか?
 ※陳述とは、はんこを押すだけです。

以下、すこしだけお付き合いください。

「責任を追及する者は、追求される者と同じだけ傷つく」
これは私が過去の経験から学んだことです。

「人間はだれもがジャーナリスト的存在」
この社会学の言葉は、インターネットによって現実になりつつあります。

個人で権力腐敗を追求する者は後を絶ちません。
こうした活動は、娯楽の時間などを削って行われています。
しかし、腐敗に向き合うことは、娯楽とちがって楽しいことではありません。
和*さんのお書きの文章も決して楽しい気持ちで書かれたものではないはずです。

こんなことを書くのは、私が今井さんを貶めるために裁判を起こしたわけではないこ
とを、和*さんにご理解いただきたいからです。
私は、職業ジャーナリストが自発的ジャーナリズムを抑えるかのような行為には負け
たくありません。
そして、私のその行為が、自分を傷つけることも分かった上でやっていることです。
前述のとおり、私の負う傷は今井さんが負う傷と匹敵するものになるはずです。

お返事をいただければ幸いです。

野村一也
kznm@nifty.com
PBI/交通行政監察官室
http://homepage1.nifty.com/voice_of_drivers/

−以下、付則−

─────平成11年8月頃の私の書き込み タイトル: 和*さんへ──────

 
レスポンスありがとうございます。
率直な私の考えを書かせていただきます。

〜中略〜

 和*さんの500円通行には感心させられましたが、道路公団は一律料金の首都高に
遅からずETC導入の矛先を向け、500円通行ができない状態が現実のものとなる
でしょう。
 不況に苦しむ庶民を横目に、公共投資の多くは高速道路に注ぎ込まれ、ETCの早期導入
にも拍車がかかるでしょう。
 現在「深刻」とされる不況がさらに深刻さを増せば世論が高まる可能性もありますが、
景気不安を解消させるための政府のアピールによって、多くの人々は「なんとかなる
だろう」と錯覚し、逆に将来の生活不安から必死に自分と家族を守るために働きま
す。
 そこに世論の起こる土壌はありません。しかし黙って見ていれば政府はムダな借金を
これからも増やし続け、最悪の結末を迎える可能性もあります。
 いま世論が起きなければ、孫の代まで残る負の遺産ができてしまいます。
なぜなら政治家は『強力な官僚の抵抗』に対し、何の解決策も出せないでいるからです。

 和*さんには本末転倒と言われるかもしれませんが、政治家を変えるには政治家を
取締る立場の警察が変わらなければならず、選挙違反が当然のようになっている選挙の
システムも変革が必要です。つまり政治家を変えることは官僚を変えること以上に困
難だと思います。もちろん自自公が大敗して、政治が変わるというシナリオは残され
ています。
 また橋本首相のころ閣議決定された特殊法人のディスクロージャーによって道路公団の
民主化への始めての一歩が記されており(そこで止まってしまった)、ディスクロー
ジャーされた内容を元にして、特殊法人への世論の批判を高めることは官僚を変革させ
るより容易なことではないかと考えます。

 ご質問に対しての的確な答えにはなっていないと思いますが、最も現実的(容易)な
変革の方法を採る事が、100年以上かかって積み上げられた日本の行政システムに対し、
一個人または少数意見がなし得る最適な方法ではないかと考えています。
 また、ソフトランディングのできる変革を提案しなければ、権力者らのメンツの逆ギレ
という次元の低い闘いになるリスクが発生し、やはり現実的ではないと考えます。

以下、省略
────────────────────────────────────

追伸

この頃の私のサイトには、道路問題についてのコンテンツはありませんでしたが、
最近、私なりにまとめたものをアップしましたので、是非ご覧ください。
http://homepage1.nifty.com/voice_of_drivers/road/index.html

末筆となりましたが、慇懃無礼や無味乾燥した印象を与えたくないために、
虚飾を廃し、断定調の文とさせていただいたことをお詫び申し上げます。