[3597] 2・3の疑問
投稿者名: まえかわ
投稿日時: 2001年8月9日 11時11分
初めて書き込みます。 一通り読んでからの書き込みですが、今までの書き込みと重複する個所があればご容赦ください。
まず寺澤氏らが、「ネオシティの閉鎖は寺澤氏が『原告募集』を行なったことと因果関係がない」(要約)としていることですが、私個人の見解としてはそうは考えられません。 http://www2.neocity.to/treebbs/view.cgi?board=031/tin&root=2726&target=2883&mode=tree&page=2 を見る限り、今井氏とネオシティの運営側とのメールのやり取りで、 >私は、ああこれはまさに「雨降って地固まる」、良い形に収まったのだなあと思いました。 というのが、7月24日です。その後8月1日にネオシティ廃業が通知されたということ、さらにネオシティの運営者の後藤氏が「そろそろ潮時」と当BBSで書き込まれていたことで、当BBSの管理人や代理管理人や実質管理人(すいませんうろ覚えで書いているのでここは変な表記かもしれません)の方々は因果関係はないと思われているようですが、8月1日の閉鎖案内に他のBBSサービスへのログ移行について記載されているところから考えうるに閉鎖の決意はそれよりも以前、今井氏に仮処分の申請をちらつかされ法廷に立たされる恐怖を覚えた時だと私は考えます。
ただ、この見解は「後藤氏が何も語っていない」以上あくまでも個人的見解に過ぎませんが、「ネオシティの閉鎖は寺澤氏が『原告募集』を行なったことと因果関係がない」(要約)とするのも個人的見解に過ぎず、その推測に基づいて他者に「自業自得」(http://www2.neocity.to/treebbs/view.cgi?board=031/tin&root=2600&target=2619&mode=tree&page=1)などと発言するのはいかがなものかと思います。
ネオシティに関しても、このようなサービスを行なう以上はあらゆるトラブルに対処する準備が必要とされるべきで、そこにはいわゆる「覚悟」の不足といったことは指摘できるかと思いますが、当BBS管理者側は一方的にその覚悟のみを要求していると思われます。 インターネットで情報を公開するという行為は選ばれし人間のみができる行為でもなんでもなく、自らのコンピューターにIPアドレスを取得し回線を接続すれば可能な行為です。それがあらゆる都合でできない人が有料・無料、団体・個人を問わず代行しているというのがインターネットにおけるサービスです。 ネオシティを例にとると、ネオシティが所有しているコンピューターのハードディスクにデーターを書き込ませてもらっている形なのです。要するに「僕のコンピューターにデーターを入れてもいいよ」という許可をもらっているに過ぎないのです。しかしながら、データーの記憶装置の所有権はネオシティにあるので、その所有物をどのように扱うかは所有者に委ねられるというのがインターネットにおけるサービスです。そこに対して管理者側は認識があるのでしょうか?
それでは、インターネットにおいて言論の自由は保障されるのか?という問題ですが。これは保証されます。自らの所有しているコンピューターのデーターを公表するというという形をとれば誰にも権利を侵害されることなく言論の自由を行使できます。
いわゆる出版物において自らの意見・主張を公表するにはその出版元に認められるだけのものを書かないと公表されないというハードルがあるように、インターネットにおいても同様のハードルがあるわけです。自らが情報発信をするための知識と設備を用意するというハードルが。
ネオシティ側が自らの所有するものに起因する問題で、法廷に立たざるを得ないほどの覚悟を要求するそちらに、自らの言論の自由を守るために他人の所有物を借りていることをやめ、誰にも侵害されない環境を用意するだけの覚悟をもてないのでしょうか? |
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