[2207] BBS事件:後藤さんにこんなメールをお送りしました:その3
投稿者名: 今井亮一 (ホームページ)
投稿日時: 2001年7月21日 20時52分
6、その後、掲示板の画面上部に、ネオシティにより以下のような文章が掲げられました。
>掲示板の沈静化を図るため、現在より以下の制限を設けます。 >「Initial_P氏に関係する文章を当掲示板に投稿することを禁止します。」 >なお、該当する記事が投稿された場合は、速やかに削除して下さい。 >2001年7月6日21時58分
ネオシティ(掲示板貸し出しサービス)管理人 >追記:言った言わないの議論は個人間のメールのやりとりで十分です。 > >当掲示板の管理人さんへ >ネオシティの削除行使に対する異論が公然と展開されていますが、 >これはネオシティの運営に支障を来す可能性があり、容認できません。 >この様な状況が続くようであれば掲示板を削除せざるを得ません。 >本来の交通取り締まりに関する議論が同時に失われるような事態は >避けるのが望ましいと考えますが、現掲示板システムでは不可能です。 >ネオシティは1万以上の掲示板を管理しており、各掲示板について >詳細な状況を把握することは到底不可能であります。管理人さんは、 >ネオシティの運営方針の基で管理して頂く必要がありますが、 >賛同して頂けない場合は、速やかに他のサービスへ移転して下さい。 >2001年7月7日11時27分
ネオシティ
この文章は、ネオシティの後藤さん自身、不適当と気づかれたのか、いつの間にかなくなってしまいました。
(6)その後
7月8日午前4時半頃の、ネオシティの後藤さんから私あてのメールに、こんな部分がありました。
>
この違いが埋まらない限り、今後同様の問題が発生した際に >
私の事務的な対処により、あの掲示板の常連さんが心証を >
悪くすることは十分にあり得るわけです。 > >
勝手ではありますが、有効な解決策が見つからない今、 >
問題の再発を防ぐ為に掲示板の期限を2001年7月末日迄と >
させて頂きます。それまでの間に移行して下さい。
「この違い」とは、どういう投稿を削除するかについての見解です。 後藤さんの「事務的な対処」とやらにより、誰かが「心証を悪くする」とすれば、それはひとえに後藤さんの責任であり、そんなものを理由に掲示板を撤去するなど、とんでもない暴挙、愚挙の類であると、私はそう感じました。 そして、7月9日午前10時頃の、後藤さんから私あてのメールに、こんな部分があります。
>
どうやら、掲示板の管理人さんの管理方針を > 私が勝手な思いこみで解釈していたようです。 > >
私は概ね以下の様にとらえていました。 > 「誹謗中傷を含む投稿内容であっても、 >
言論の場である掲示板に於いては、削除すべきでない。」 > >
大変失礼致しました。お詫び申し上げます。
7月末でBBSを削除するとの通告を撤回するのかどうかには、触れられていません。 ただ「管理方針」のことだけ、のように読めます。 そこで私は、次の3点をメールで、ネオシティの後藤さんに確認しました。
>1、削除の要請 >Initial_Pさんからの削除の要請が、 >要するに笑止なものであったことについては、 >私と後藤さんとの間で、見解の相違はない、ということでよろしいですね?
>2、削除 >その要請に応じて後藤さんが >直ちに鈴太郎さんの投稿を削除したことについては、 >私のほうとしては、不適当だったと思います。 >後藤さんのほうとしても、いまになって思えば不適当だった、 >ということでよろしいですか?
>3、BBSの契約破棄 >後藤さんは、7月末で「月刊交通違反」on
the
webとの契約を破棄し、 >BBS別館をネオシティから削除する、とのお考えなのですか? >もしそうである場合、理由はなんなのですか?
これに対し7月20日午後1時頃、後藤さんからメールがあり、そのなかに、以下のような部分がありました。
>
私は今井さんの考えが掲示板の管理人さんの考えであるかの如く >
思い違いをしていましたので、管理人さんの掲示板管理方針を待って、 >
本件についての行動を検討しようと考えていたところです。
>
掲示板の撤去については上述の理由により保留しています。
それに対し、いま私はこのメールを書いているわけです。 本件については上記のような私の考えを、当掲示板の(当ホームページの)管理人さんの考えであるかのごとく思うのは、思い違いとはいえません。冒頭のほうで述べたように、本件についての実質的な管理者は私とお考えいただき、私の上記考え(今後の管理方針でもある)により、検討をお願いしたいと思います。
(7)大事なこと
おっと、大事なことを書き忘れていました。 私としては、後藤さんが当掲示板を撤去することは、不要かつ不適切と考えます。当方に、利用規約に反することはなく、撤去(レンタル契約の破棄)をする理由はないものと考えます。 よって、当掲示板を撤去しないよう求めます。
そもそも、利用規約にはこうあります。
>利用者は、ネオシティが利用者に対し提供する領域内で為された一切の行為 >及びその結果について、当該行為を利用者が為したか否かを問わず、一切の >責任を負うものとする。
レンタル掲示板のなかで、たとえばC氏がD氏の名誉を毀損し、トラブルや損害が発生した場合、それが「利用者」の為したものであるか否かを問わず、「利用者」が責任を負う、ということですよね。 ですから、Initial_Pさんのパフォーマンスに後藤さんが動じる必要はべつにないのではありませんか? また、利用規約にはこうもありますね。
>利用者は、ネオシティが利用者に対し提供する領域内での紛争等は、利用者 >の責任で解決するものとし、ネオシティ又はその他の第三者に迷惑をかけ、 >或いは何等の損害等も与えてはならない。
Initial_Pさんのパフォーマンスにより、ネオシティが迷惑をこうむった、何らかの損害が発生する余地が生じた、と後藤さんはお考えなのでしょうか。 しかし、ですよ。たとえば、ある掲示板で、ある人が「太陽は西から昇るのだ」と投稿し、他の投稿者から「何を言ってるんだ」と破綻を指摘されたとしましょう。指摘された人が、反論できなくなり、しかし黙って引っ込む勇気もなく、お門違いにも、後藤さんに対し不満をぶつけることは、あり得ることでしょう。 そんな子どもじみたものをいちいち「迷惑」だの「損害」だのと見なしていては、掲示板のレンタル業は到底やっていけないのではありませんか?
私は思うのです。 掲示板という、誰でも自由に書ける場、しかも生身の日常から離れて匿名で好き放題言える場には、少々のトラブルはつきものでしょう。おかしな人が妙なことを言い張って暴れる、なんてことは十分にあり得ることでしょう。 最初は、多くの方の率直な意見を聞きたいと、掲示板を設けても、やがてトラブルに嫌気がさし、閉鎖する、あるいは、そうなることを予想して最初から掲示板を持たない、ということがよくあるようです。 後藤さんの場合も、トラブルに嫌気がさし、掲示板のレンタル業をやめたくなった、ということはあるのでしょうか。 もしも、この程度のトラブルで嫌気がさすようでしたら、あるいは、これからも強権的な突然の削除をやるおつもりでしたら、廃業は致し方ないことかなという気がします。 しかし、うちの女房殿によれば、「人生にトラブルや失敗は付き物であり、それをどう乗り越えるかで、人間の価値が決まる。そのあとの人生が決まる」んだそうです。 さくっと乗り越えて、なんというか立派なレンタル業になりましょう。如何でしょう。 以上の説明で足りないことがあれば、ご遠慮なくお尋ねください。
今井亮一 r-chang@fb3.so-net.ne.jp |
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