PBI/交通行政監察官室

 

scince
 
1999.07.01
last update
 
2001.07.10
 
TOPIC
速度規制と取り締まり
 
CONTENTS
メインページ with BGM
great traffic option
内容はメインページと同じです
voice of drivers
黙っていたら何も変わらない
風俗係官室
性犯罪の現実とその原因
stop! ザ・公共事業
土木は情報土木へ変わるだけ・・・
こちら神奈川県警足柄峠KOBAN
with「踊る内部走査線」
Driver's Communication
ドライバーズコミュニケーション
ER for Police System
暫定公開中
賭博係官室
警察のさじ加減で決まる犯罪
管理人の草稿です
カミナリ族以来、ライダーに発言力は皆無であった
 
 

 

 
あなたは1999年7月3日より 人目の監察官です
 

 明治維新の後、さまざまな文化が欧米から輸入され、政治/行政のシステムや思想などの文献も日本語に訳されていった。その際“Common Sense”を『常識』と訳してしまったことが、日本人のモラルを誤った方向へ導いていったともいわれています。
“Common Sense”は、他人への配慮を前提とした公共の場所での秩序維持の感覚であり、主に親のしつけによって身についていくものである。いわばモラルの土台となる感性が“Common Sense”としてよいだろう。厳しい親のしつけや日常生活における訓練によって身につく感覚であるはずの“Common Sense”を「誰もが知っていて当然のこと」だと誤った解釈をし、すっぽりとモラルの土台を失ったままで社会が発展した結果が現在の日本になのである。

 自然界の生物や物、そして雨や雷などの自然現象を神として崇めてきたかつての日本人の姿に多くの外国人は好意を持った。その日本人評価に必ずあるのは『純朴さ』だ。とっくの昔に農業が産業の主役であった時代は終わり、日本人はそれに代わる宗教も持たぬまま、ただ物質的豊かさ、ひいては経済・国力の発展を追求した。

 モラル・ハザードによる危機が本格化し、相手より先に「ムカつく」「ウザい」を口にして優位性を図ろうとする人々が氾濫する現代に、「マナーがああだこうだ」という議論が空しく響いている。

 このサイトは「身近な道路交通問題を通して社会を考えるため」に運営されています。そしてテーマのひとつは管理社会への問題提起です。権力によって人々の行動を規制すると弊害も同時生まれます。枠にはめようとするだけの管理は、管理する者と管理される者のあいだの信頼関係を崩壊させてしまうだけでなく、管理される者が「自ら考え判断する機会」を奪い、その結果として「規制する権力者への不信感」「バレなければなんでもあり」を生じさます。そしれそれが「ヤったもん勝ち」「ゴネ得・キレ得」の価値観へと発展していきます。

 警察には『法規という不自由』を市民に強制させる責務がありますが、権力で抑えられる市民が受ける効果を推し量らなければ逆効果となるのです。事実、道路交通において既に右の図のような状態になっていることは誰の目にも明らかです。
  (『警察への反感』と『警察権力外への逃避』が非常に多くみられる状態)

 警官のいる場所だけに秩序ができて、警官のいない場所が無法地帯になっては困るのです。だから「うらおもてのない秩序安定」を実現しようとする姿勢が必要なのであって、そのためには市民が『壁』を警察力抑止の方向へ押し戻す力が必要となります。しかし警察に不満を持ちながらも、「何かあったら警察が対応してくれる」とかたくなに信じ込んでいる人々が大多数を占めているのが現実です。そうした人々にとって、警察力の減少は『安全の危機』をイメージさせ、そのことへの抵抗が警察変革の妨げとなります。 それゆえ警察の実態を正しく理解させることが重要になってくるのです。 ただ警察への不満をぶちまけるだけでは“正義”を演じる警察とそれを信じる善良な人々の前では十分な説得力を持たないばかりでなく、警察批判が自分勝手なドライバーたちを刺激し暴走させるリスクが生じてしまいます。

 このサイトに一貫するテーマは「強い者が弱い者に配慮する責任」です。その責任がもたらす『自発的な正義』は、行き過ぎた警察力を補完してあまりある効果をもたらすものだと私は信じています。


行政を正しく評価するために

 行政を正しく評価するためには法律に代表される制度面、その制度がどのように運営されているかという運営面、そして制度と運営の結果としての実態の三要素を分析することが必要とされます。

 このサイトはこれら三要素での評価分析を常に念頭に置いて編集しています。

 さらに諸外国との比較、歴史的背景の考察を行うことで、、さらに詳しく分析し政官業癒着の構造・天下り・談合・贈収賄・問題の先送り・利用者無視の行政の実態を明らかにして行く予定です。


現状とビジョン

  現 状
このサイトの目指す方向性
市民の安全認識レベル
安全は警察が守る
自分たちの安全は自分たちで守るのが基本
民 主 性
警察は万全なのでドライバーは口を出さなくてよい
制度や規制に不備があれば行政への働きかけをする
安全に対する市民の自覚
警察にバレなければ何でもあり
弱者への配慮
責任について
警察への責任転嫁(自己責任からの逃避)→警察費の肥大化→国民監視
自己責任の自覚
権力監視
警察無謬(むびゅう)神話の確立
警察(交通)行政への民主的コントロール
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警察の歴史
警察不祥事の30年史